checkとconfirmの違いと正しい使い分け方
用途 | check | confirm |
---|---|---|
品詞 | 動詞 | 動詞 |
情報や事実を確認する場合 |
Please check the schedule for updates. (スケジュールに変更がないか確認してください) |
× |
内容の正確性を確かめる場合 | × |
She confirmed her attendance. (彼女は出席を確認しました) |
事実の再確認 |
Can you check if the door is locked? (ドアが閉まっているか確認してくれますか?) |
They confirmed the reservation. (彼らは予約を確認しました) |
“check”と”confirm”はどちらも「確認する」という意味を持ちますが、ニュアンスが異なります。
「check」は、何かが正しいか、問題がないかを確認することを指します。特に確認作業が初期段階にあるときに使います。
「confirm」は、情報が正しいかどうかを再確認する段階で使われることが多く、確実性を強調します。
これらの違いを理解することで、状況に応じた使い分けが可能になります。
情報を確認する「check」
「check」は、情報や状態を確認する際に使われます。特に確認作業が初期段階であるときに使われます。
例文:
- Please check your email for new messages.
(新しいメッセージがないかメールを確認してください)
→ 新しい情報を確認する際に使われています。 - She checked the weather before going out.
(彼女は外出前に天気を確認しました)
→ 出発前の確認を示します。 - Can you check the spelling in this document?
(この文書のスペルを確認してくれますか?)
→ 正確さを確認するために使われます。
情報を再確認する「confirm」
「confirm」は、すでに得た情報の正確さを再確認し、確実にするために使われます。
例文:
- He confirmed the appointment time.
(彼は予約の時間を確認しました)
→ すでに決まっている内容を確認する際に使われます。 - Please confirm the order details.
(注文内容を確認してください)
→ 注文情報の再確認を求めています。 - She confirmed that the payment was received.
(彼女は支払いが受領されたことを確認しました)
→ 支払いが行われた事実を確実にするための確認です。
似た表現との違い
「check」や「confirm」に似た表現として「verify」があります。「verify」は、特に事実や正確性を確認するためのチェック行為に使われます。
例文:
- They verified the results before announcing them.
(彼らは発表前に結果を確認しました)
→ 正確性を確実にするための確認を示します。 - Please verify your identity before proceeding.
(続行する前に本人確認をしてください)
→ 個人の確認を求めています。 - The system verified the user’s password.
(システムはユーザーのパスワードを確認しました)
→ 正しい情報かどうかを確認する行為です。
イディオムとしての「check」と「confirm」
「check」や「confirm」を使ったイディオムには、特定の意味を持つ表現がいくつかあります。
- check in
(到着の確認をする)
→ ホテルや空港での到着を記録することを意味します。
We need to check in at the hotel
(私たちはホテルでチェックインする必要があります) - double-check
(再確認する)
→ 念のためにもう一度確認することを示します。
I’ll double-check the numbers
(私は念のため数字を再確認します) - confirm one’s suspicions
(疑念を確かにする)
→ 疑念が正しいことを確信することを意味します。
The evidence confirmed his suspicions
(その証拠が彼の疑念を確かにしました)