ファンダメンタルズ指標
- EBITDAマージン
8/10 利益率の指標として重要で、企業収益力の比較に有用。
企業の営業活動の収益性を示し、異業種間での比較に適した指標。 - EPS
9/10 一株あたりの利益を示す基本指標で、投資判断に広く使われる。
株主の利益を測定し、株価との関係で企業の収益力を評価する重要な指標。 - PBR
9/10 株価の割安度を測る指標として普遍的に利用される。
企業の純資産価値に対する株価の評価を示し、割安株の発見に役立つ指標。 - PER
10/10 株価評価の基本指標として非常に広く使われる。
株価と利益のバランスを測定し、投資家が企業の成長期待を判断する際に用いる指標。 - ROA
8/10 総資産利益率として、企業の効率性を測定する重要な指標。
企業が総資産をどれだけ効率的に利益に変換しているかを評価するために使用される。 - ROE
9/10 自己資本利益率として、株主視点での収益性を測定する必須指標。
企業が自己資本をどれだけ効率的に利用して利益を上げているかを評価するために使用される。 - ROE拡張
7/10 ROEの詳細な分解分析に有用だが、使用頻度は限定的。
デュポン分析を通じて、収益性、効率性、財務レバレッジの3要素でROEを詳細に理解する。 - VWAP
8/10 売買執行に利用され、トレーダーにとって重要な指標。
一定期間内の平均価格を出来高で加重して計算し、市場のフェアバリューを示す。 - インタレストカバレッジレシオ
7/10 企業の負債返済能力を示すが、認知度は中程度。
営業利益が利息負担に対してどれだけ十分であるかを評価する指標。 - >キャッシュ比率
6/10 短期の財務健全性を評価するが、流動比率や当座比率に比べて使用頻度は低い。
現金や現金同等物が短期負債をどの程度カバーできるかを示す指標。 - フリーキャッシュフロー
8/10 企業の実質的な収益力を測定する指標として、投資家にとって重要。
企業の営業活動によるキャッシュフローから資本的支出を差し引いた、自由に使える資金の指標。 - 出来高
9/10 市場の流動性やトレンド判断に不可欠な指標。
売買活動の活発さを示し、トレンドの強さや市場参加者の意図を把握するのに役立つ。 - 営業キャッシュフロー
8/10 キャッシュフロー分析の中核指標として利用される。
企業の営業活動によってどれだけ現金を生み出したかを評価し、財務の健全性を測る重要な指標。 - 営業利益率
8/10 収益性の指標として、企業間比較や収益構造の評価に重要。
営業利益を売上高で割ったもので、企業の収益力を測る基本的な指標。 - 固定比率
6/10 資産管理において利用されるが、認知度は低め。
固定資産が自己資本でどの程度カバーされているかを示し、財務の安定性を評価する指標。 - 売上高成長率
8/10 企業の成長性を評価する基本指標で、特に成長株投資で重視される。
過去の売上高と比較し、企業がどれだけ成長しているかを測定する。 - 売買代金
8/10 市場の流動性や売買圧力を測定するために広く使用される。
株式の取引活発度を示し、市場全体や個別銘柄の注目度を把握する際に役立つ。 - 当座比率
7/10 短期的な財務健全性を測定する指標として有用。
流動比率より厳格に短期の支払い能力を評価し、財務の安全性を確認する。 - 流動比率
7/10 短期の支払い能力を評価するための標準的な指標。
流動資産を流動負債で割り、企業の短期的な財務健全性を測定する。 - 純利益率
8/10 利益率の中でも包括的な指標で、企業の収益性評価に不可欠。
企業の売上高に対する最終的な利益の割合を示し、収益力の全体像を把握する際に使用される。 - 自己資本比率
8/10 財務健全性の指標として非常に重要で、認知度も高い。
総資産に対する自己資本の割合を示し、企業の財務的な安定性やリスク耐性を測定する。 - 負債比率
7/10 財務リスクを評価する際に利用されるが、頻度はやや低め。
企業がどの程度の負債で自己資本を活用しているかを示し、リスク管理の参考にされる。 - 貸株金利
6/10 利用者が限定されるが、特定の投資戦略で重要。
貸株に対する収益性を示し、特に信用取引や空売り戦略で注目される指標。 - 配当利回り
9/10 配当株投資で最も重視される指標の1つ。
株価に対する年間配当の割合を示し、配当株の魅力度や投資収益率を評価するために利用される。 - 配当性向
8/10 配当政策を理解する上で重要で、安定的な配当の目安となる。
企業が利益の何パーセントを配当に回しているかを示し、配当の持続可能性を評価する。 - 配当成長率
8/10 長期投資家にとって企業の成長性を測る重要な指標。
配当が過去にどれだけ成長したかを示し、将来的な配当の見通しを立てる際に役立つ。
信用取引関連指標
- 信用倍率
7/10 信用取引市場での需給バランスを評価する際に有用。
信用買い残と信用売り残の比率を示し、市場参加者の心理や需給バランスを把握する指標。 - 信用期限到来残高
6/10 特定の市場参加者向けの指標で、利用範囲は限定的。
信用取引において返済期限が迫っている残高を示し、需給の変化を予測する際に活用される。 - 信用残高
7/10 市場のポジション状況を把握するために使用される。
信用買い残や売り残の総量を示し、市場の方向性や参加者の動向を分析する指標。 - 信用貸株金利
6/10 特定の投資家向けで、利用頻度は低い。
信用取引の貸株に対する利息率を示し、信用取引コストの評価に使用される。 - 回転日数
6/10 在庫管理に特化した指標で、利用者は限定的。
企業の在庫がどの程度迅速に回転しているかを測定し、効率性を評価する指標。 - 日証金速報
7/10 短期投資家にとって需給状況の把握に有用なデータ。
信用取引市場の需給や、貸借取引の状況をリアルタイムで分析する際に活用される。 - 空売り残高
8/10 市場の悲観的な見方を測定するために重要な指標。
空売りポジションの残高を示し、需給バランスや売り圧力を分析する際に使用される。 - 空売り比率
8/10 空売りの需給バランスを測定し、短期トレンド判断に重要。
売買の総取引量に対する空売りの割合を示し、売り圧力の程度を把握する指標。 - 融資残高
7/10 信用取引の需給状況を把握するために使用される。
信用買い残高を示し、投資家の強気姿勢や市場動向を分析する際に役立つ。 - 貸株残高
7/10 信用市場での売買ポジションを分析する際に有用。
貸株の総量を示し、空売りに伴う市場需給を評価するための指標。 - 貸株金利
6/10 認知度は低めで、特定の投資家が注目する指標。
貸株に対する利率を示し、信用取引コストや収益性の評価に使用される。 - 逆日歩
7/10 信用市場や空売りに関連する需給のひっ迫度を示す重要な指標。
貸借取引で空売り需要が高まった際に発生するコストを評価するために使用される。
トレンド系インジケーター
- EMA
9/10 非常に一般的で使用頻度が高い。トレンドフォロー系で基本となる指標の1つ。
価格変動をスムーズにし、短期・長期のトレンド分析に幅広く使われる。 - HLバンド
6/10 認知度は低めだが、特定の市場では有用。
高値と安値の範囲を示し、トレンドの転換点を特定するための補助的な指標。 - Variable Volatility Stops
6/10 認知度はやや低いが、ボラティリティを考慮した指標として一定の評価がある。
ボラティリティに応じて損切りラインを動的に設定するトレンドフォロー型指標。 - パラボリック
8/10 トレンド転換の判断に広く使われるが、万能ではない。
トレンド中のエントリーポイントと損切りポイントを提供する、視覚的にわかりやすい指標。 - ピボットポイント
8/10 短期トレードで人気が高く、特にデイトレーダーに使用される。
抵抗線や支持線を計算して価格の反転ポイントを予測する指標。 - フィボナッチ(戻り・ザラ場)
9/10 ザラ場(リアルタイム)での使用が多く、高い信頼性を持つ指標。
フィボナッチ比率を基に、価格の調整レベルや反発ポイントをリアルタイムで予測する。 - フィボナッチ(戻り・終値)
8/10 終値ベースの信頼性が高く、認知度も高い。
フィボナッチ比率を活用し、終値を基準にしたトレンド転換の可能性を分析する。 - フィボナッチ(新値・ザラ場)
7/10 フィボナッチ系として評価されるが、使用頻度は他の2つに比べてやや劣る。
新値を基準に、短期的な価格の反発や調整ポイントを予測する。 - ボリンジャーバンド
10/10 トレンドフォローと逆張りの両方で活用される、非常に人気のある指標。
標準偏差を利用して価格のバンドを描き、売買シグナルを視覚的に提供する。 - 一目均衡表
9/10 日本発祥の指標で、海外でも高い評価。分析項目が多い分、初心者には難しい場合もある。
複数のトレンド指標を一つにまとめ、トレンドの方向性や勢いを包括的に分析する。 - 単純移動平均線
8/10 基本的な指標として広く使用されるが、EMAに比べると優位性は劣る場合が多い。
シンプルで計算が容易なため、初心者から上級者まで幅広く利用される指標。 - 回帰トレンド
6/10 認知度は低めで、専門的なトレンド分析に使用されることが多い。
回帰分析を用いて価格データの平均的な傾向を視覚化する指標。
オシレーター系インジケーター
- Aroon-Indicator
6/10 認知度は低いが、トレンド強度の評価に特化。
トレンドの開始時期や強さを判断するために使用される指標。 - Aroon-Oscillator
6/10 Aroon-Indicatorとセットで使われるが、利用者は限られる。
トレンドの強さや方向性をオシレーター形式で表す指標。 - ATR
8/10 ボラティリティ指標として標準的な指標で、人気が高い。
価格の変動幅を計測し、リスク管理やトレード戦略の調整に役立つ指標。 - CCI
7/10 逆張り系指標として一定の評価があるが、他指標と併用する必要が多い。
一般的に価格の「過熱感」や「売られ過ぎ」を判断するために使用される。 - DMI
8/10 トレンド系指標として非常に有効で、人気が高い。
ADX(平均方向性指数)と併用することでトレンドの強さや方向性を評価する。 - DPO
6/10 認知度は低めで、補助的に使われることが多い。
トレンド成分を取り除き、価格サイクルを明確にするための指標。 - MACD
10/10 認知度、使用頻度ともに非常に高いトレンド系指標の代表格。
短期・長期移動平均線の差分を利用し、トレンドの転換点や勢いを把握する。 - RCI
7/10 特定の市場では人気だが、使用頻度はRSIに劣る。
順位相関を基に価格の上昇・下降傾向を分析する逆張り系指標。 - RSI
10/10 オシレーター系指標の中で非常に高い認知度と使用頻度を持つ。
買われ過ぎや売られ過ぎを判断するために使用され、逆張り戦略で広く活用される。 - UOS
6/10 認知度が低く、使用される場面は限定的。
複数期間のRSIを組み合わせた指標で、短期・中期・長期のトレンドを総合的に評価する。 - ウィリアムズ%R
7/10 逆張り系指標として一定の人気がある。
買われ過ぎや売られ過ぎを過去の価格範囲に基づいて評価する単純なオシレーター。 - サイコロジカルライン
6/10 特定のトレーダーには人気だが、認知度は限定的。
上昇日数と下降日数の割合から市場心理を簡易的に測定する指標。 - ストキャスティクス
9/10 オシレーター系指標として広く利用される、人気の高い指標。
現在価格が一定期間内の範囲でどの位置にあるかを評価し、逆張り戦略やトレンド追随戦略で使用される。 - ポラティリティレシオ
6/10 認知度はやや低いが、ボラティリティ分析に特化した指標。
過去の価格変動範囲を基に、現在のボラティリティを相対的に評価するために使用される。 - ボリュームレシオ1
6/10 認知度が低く、利用シーンが限定的。
出来高に基づき、買い圧力と売り圧力のバランスを分析する指標。 - ボリュームレシオ2
6/10 ボリュームレシオ1と同様に限定的な使用場面。
出来高に関連する市場の傾向を評価するが、他の指標との併用が推奨される。 - モメンタム
7/10 シンプルな指標で人気があるが、補助的に使われることが多い。
現在の価格が一定期間前の価格と比較してどれだけ変化したかを測定し、トレンドの強さを評価する。 - レシオケータ
6/10 認知度は低く、利用者は限られる。
複数の資産や市場を比較する際に用いられ、相対的な強さを視覚的に評価する指標。 - 標本標準偏差
6/10 一般的なボラティリティ分析の補助指標。
サンプルデータの価格変動を定量化し、市場の変動性を把握するために使用される。 - 標準偏差
6/10 ボリンジャーバンドなどの指標と組み合わせて使われることが多い。
価格変動の分布を分析し、市場の安定性や不安定性を測定するための基礎的な指標。