HTTPステータスコード

HTMLステータスコード一覧

1xx – 情報提供 (Informational Responses)

1xxのステータスコードは、サーバーがリクエストを受け付け、処理を続けていることを示します。

• 100 Continue: リクエストの準備段階を最適化する。
• 101 Switching Protocols: プロトコルの変更を示す。
• 102 Processing: 処理中の状態を示す(WebDAV拡張)。
• 103 Early Hints: リソースプリロードを効率化する。

2xx – 成功 (Successful Responses)

2xxのステータスコードは、リクエストが正常に処理されたことを示します。

• 200 OK: 正常に処理が完了したことを示す。
• 201 Created: リクエストの結果新しいリソースが作成された。
• 202 Accepted: リクエストが受理されたが未処理であることを示す。
• 203 Non-Authoritative Information: 信頼性が保証されない情報を返す。
• 204 No Content: コンテンツなしの成功応答を示す。
• 205 Reset Content: クライアントのビューをリセットする。
• 206 Partial Content: 部分的なリソースを返す。
• 207 Multi-Status: 複数の操作結果を含む(WebDAV拡張)。
• 208 Already Reported: すでに報告されたリソースを示す。
• 226 IM Used: リソースのインスタンスを示す。

3xx – リダイレクト (Redirection Messages)

3xxのステータスコードは、リソースが別の場所にある場合などに返されます。

• 300 Multiple Choices: 複数の選択肢が存在する。
• 301 Moved Permanently: リソースが永久に移動したことを示す。
• 302 Found: 一時的にリソースが移動していることを示す。
• 303 See Other: 他のリソースへの参照を示す。
• 304 Not Modified: リソースが変更されていないことを示す。
• 305 Use Proxy: プロキシを利用する必要があることを示す。
• 306 Unused: 現在は使用されていない。
• 307 Temporary Redirect: 一時的なリダイレクトを示す。
• 308 Permanent Redirect: 永続的なリダイレクトを示す。

4xx – クライアントエラー (Client Errors)

4xxのステータスコードは、クライアント側の問題が原因でエラーが発生したことを示します。

• 400 Bad Request: クライアントのリクエストが不正であることを示す。
• 401 Unauthorized: 認証が必要であることを示す。
• 402 Payment Required: 支払が必要であることを示す。
• 403 Forbidden: アクセスが禁止されていることを示す。
• 404 Not Found: 指定されたリソースが見つからないことを示す。
• 405 Method Not Allowed: 許可されていないHTTPメソッドを示す。
• 406 Not Acceptable: クライアントのリクエストが条件を満たさない。
• 407 Proxy Authentication Required: プロキシ認証が必要であることを示す。
• 408 Request Timeout: リクエストがタイムアウトしたことを示す。
• 409 Conflict: リソースの競合が発生したことを示す。
• 410 Gone: リソースが永久に利用不可能であることを示す。
• 411 Length Required: Content-Lengthが必要であることを示す。
• 412 Precondition Failed: 条件が満たされないことを示す。
• 413 Payload Too Large: リクエストペイロードが大きすぎることを示す。
• 414 URI Too Long: URIが長すぎることを示す。
• 415 Unsupported Media Type: サポートされていないメディアタイプを示す。
• 416 Range Not Satisfiable: リクエストされた範囲が不正であることを示す。
• 417 Expectation Failed: Expectヘッダーが満たされないことを示す。
• 418 I’m a teapot: 冗談として定義された。
• 421 Misdirected Request: 不適切なサーバーへのリクエストを示す。
• 422 Unprocessable Entity: 処理できないエンティティを示す。
• 423 Locked: リソースがロックされていることを示す。
• 424 Failed Dependency: 依存関係の失敗を示す。
• 425 Too Early: 時期尚早なリクエストを示す。
• 426 Upgrade Required: プロトコルのアップグレードが必要であることを示す。
• 428 Precondition Required: 条件が必要であることを示す。
• 429 Too Many Requests: リクエストが多すぎることを示す。
• 431 Request Header Fields Too Large: ヘッダーが大きすぎることを示す。
• 451 Unavailable For Legal Reasons: 法律上の理由で利用できないことを示す。

5xx – サーバーエラー (Server Errors)

5xxのステータスコードは、サーバー側の問題が原因でエラーが発生したことを示します。

• 500 Internal Server Error: サーバーの内部エラーを示す。
• 501 Not Implemented: 実装されていない機能を示す。
• 502 Bad Gateway: ゲートウェイとしての不正な応答を示す。
• 503 Service Unavailable: サービスが利用できないことを示す。
• 504 Gateway Timeout: ゲートウェイのタイムアウトを示す。
• 505 HTTP Version Not Supported: サポートされていないHTTPバージョンを示す。
• 506 Variant Also Negotiates: 内部の設定エラーを示す。
• 507 Insufficient Storage: ストレージ不足を示す。
• 508 Loop Detected: ループが検出されたことを示す。
• 510 Not Extended: 拡張が必要であることを示す。
• 511 Network Authentication Required: ネットワーク認証が必要であることを示す。