smileとlaughの違いと正しい使い分け方
用途 | smile | laugh |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
品詞 | 動詞 | 動詞 |
口元を少し上げて微笑む |
She smiled at the baby. (彼女は赤ちゃんに微笑みかけました) |
× |
声を出して笑う | × |
He laughed at the joke. (彼はジョークに声を出して笑いました) |
感情の表れ方 |
She smiled politely. (彼女は礼儀正しく微笑みました) |
The audience laughed loudly. (観客は大きな声で笑いました) |
“smile”と”laugh”はどちらも「笑う」という意味ですが、表現の仕方に違いがあります。
「smile」は、口元を少し上げて静かに表情を緩めることで、通常は声を出さずに喜びや好意を表します。
「laugh」は、声を出して楽しさや面白さを表現する動作を示します。
この違いを理解することで、適切な使い分けが可能になります。
口元を少し上げて微笑む「smile」
「smile」は、表情を緩めて喜びや好意を表現する際に使われ、通常は静かで声を出しません。礼儀や感謝を示すときにも使われます。
例文:
- She smiled when she saw her friend.
(彼女は友人を見たときに微笑みました)
→ 友人に会えて嬉しい表情を示しています。 - He smiled politely at the customer.
(彼はお客様に礼儀正しく微笑みました)
→ 礼儀を示すための微笑みを表しています。 - They smiled for the photo.
(彼らは写真のために微笑みました)
→ 写真のために表情を和らげたことを示します。
声を出して笑う「laugh」
「laugh」は、声を出して楽しさや面白さを表す際に使われます。大声で笑ったり、仲間と楽しむ場面でよく使われます。
例文:
- He laughed at the comedian’s joke.
(彼はコメディアンのジョークに笑いました)
→ ジョークに対して楽しさを表現しています。 - The children laughed as they played.
(子供たちは遊びながら笑いました)
→ 楽しい時間を過ごしていることを表しています。 - She couldn’t stop laughing at the movie.
(彼女はその映画で笑いが止まりませんでした)
→ 映画の面白さを示します。
似た表現との違い
「smile」や「laugh」に似た表現として「giggle」があります。「giggle」は特に小さく声を出して笑うことを指し、主に子供っぽい笑いや、照れ隠しの笑いに使われます。
例文:
- The little girl giggled at her friend’s funny face.
(小さな女の子は友達の面白い顔にクスクス笑いました)
→ 子供っぽい笑いを表しています。 - They giggled during the funny scene.
(彼らは面白い場面でクスクス笑いました)
→ 面白さに対する小さな笑いを示しています。 - She giggled when he complimented her.
(彼が彼女を褒めたとき、彼女はクスクス笑いました)
→ 照れ隠しの笑いを示しています。
イディオムとしての「smile」と「laugh」
「smile」や「laugh」を使ったイディオムには、特定の意味を持つ表現がいくつかあります。
- put on a brave face
(強がりの表情を見せる)
→ 内心は不安でも、強がりを見せることを意味します。
She put on a brave face during the interview
(彼女はインタビュー中、強がりの表情を見せました) - laugh it off
(笑って済ませる)
→ 問題や失敗を軽く流すことを意味します。
He laughed off the mistake and moved on
(彼はミスを笑って済ませて、前に進みました) - crack a smile
(微笑む)
→ わずかに微笑むことを意味します。
After hearing the good news, she finally cracked a smile
(良い知らせを聞いて、彼女はようやく微笑みました)