対比を表す接続詞:but、although、while の使い方
この記事で学ぶこと
- butは「しかし」と、前後の内容を対比する
- althoughは「~だけれども」と、譲歩を表す
- whileは「~する一方で」と、2つの事柄を対比する
英語の接続詞but、although、whileは、いずれも対比を表すときに使われます。ただし、使い方や文の形には違いがあります。butは前後の内容をシンプルにつなぐ接続詞、althoughは「~だけれども」と譲歩を表す接続詞、whileは「~する一方で」と2つの状況を比べるときに使う接続詞です。この記事では、それぞれの違いと使い方を解説します。
but・although・while の違いについてイラストで解説

「but」の使い方
butは、「しかし」「だが」という意味で、前の内容と対立する内容を後ろに続けるときに使います。日常会話でも文章でもよく使われる基本的な接続詞です。
「but」を使った例文
- He is rich, but he is not happy.(彼は裕福ですが、幸せではありません。)
- She wanted to go to the party, but she was too tired.(彼女はパーティーに行きたかったが、疲れすぎていました。)
- The weather was nice, but I stayed inside.(天気は良かったですが、私は家にいました。)
butは、前後の文を対比させるときに使います。文の途中で使い、通常はbutの前にカンマを置きます。
「although」の使い方
althoughは、「~だけれども」「~にもかかわらず」という意味で、予想とは違う結果や状況を表すときに使います。butよりも少し硬めで、文章でもよく使われます。
「although」を使った例文
- Although it was raining, they went for a walk.(雨が降っていたけれども、彼らは散歩に出かけました。)
- Although he is young, he is very responsible.(彼は若いけれども、とても責任感があります。)
- I enjoyed the movie, although it was a bit too long.(その映画は楽しめましたが、少し長すぎました。)
althoughは文頭にも文中にも置くことができます。文頭に置く場合は、Although ~, 主文のように、区切りとしてカンマを使います。
「while」の使い方
whileは、「~する一方で」という意味で、2つの事柄や状況を比べるときに使います。また、「~している間」という意味で、同時進行を表すこともあります。
対比を表す「while」
- While he is very smart, he can be a bit arrogant.(彼はとても賢い一方で、少し傲慢なところがあります。)
- I like tea, while my sister prefers coffee.(私は紅茶が好きですが、妹はコーヒーを好みます。)
同時進行を表す「while」
- While she was studying, her friends were having fun.(彼女が勉強している間、友達は楽しんでいました。)
whileは、対比を表す場合と、同時進行を表す場合があります。文脈によって意味が変わるため、「一方で」なのか「~している間」なのかを確認することが大切です。
「but」「although」「while」の違いを整理
but、although、whileはいずれも対比を表しますが、文の作り方やニュアンスが異なります。
| 接続詞 | 意味 | 使い方 | 例文 |
|---|---|---|---|
| but | しかし、だが | 前後の内容をシンプルに対比する | He is rich, but he is not happy. 彼は裕福ですが、幸せではありません。 |
| although | ~だけれども | 予想に反する内容や譲歩を表す | Although it was raining, they went out. 雨が降っていたけれども、彼らは出かけました。 |
| while | ~する一方で、~している間 | 2つの状況の対比、または同時進行を表す | I like tea, while my sister likes coffee. 私は紅茶が好きですが、妹はコーヒーが好きです。 |
「although」と「but」を一緒に使わない
日本語では「~だけれども、しかし」と言いたくなることがありますが、英語ではalthoughとbutを同じ文で一緒に使うのは通常避けます。
- 誤: Although it was raining, but they went for a walk.
- 正: Although it was raining, they went for a walk.
- 正: It was raining, but they went for a walk.
althoughを使う場合は、後ろにさらにbutを置かないように注意しましょう。
よくある間違い
whileは「~している間」という意味だけで覚えていると、対比の意味を見落とすことがあります。
- I like tea, while my sister prefers coffee.
この文のwhileは「~している間」ではなく、「一方で」という対比の意味です。
また、althoughの後ろには主語と動詞を含む節が続きます。
- 誤: Although the rain, they went out.
- 正: Although it was raining, they went out.
名詞だけを続けたい場合は、despiteやin spite ofを使います。
例文集
ここでは、but、although、whileを使った例文を紹介します。それぞれの例文に解説と訳文を付けています。
- She is very talented, but she lacks confidence.
解説: butを使って、才能があることと自信が足りないことを対比しています。
訳文: 彼女はとても才能がありますが、自信が足りません。
- Although he was tired, he continued working.
解説: althoughを使って、疲れていたにもかかわらず働き続けたことを表しています。
訳文: 彼は疲れていたけれども、働き続けました。
- I enjoy swimming, while my brother prefers running.
解説: whileを使って、私と兄の好みを対比しています。
訳文: 私は水泳が好きですが、兄はランニングを好みます。
- The movie was long, but it was interesting.
解説: butを使って、映画が長かったことと面白かったことを対比しています。
訳文: その映画は長かったですが、面白かったです。
- While it was raining, we played board games inside.
解説: このwhileは「~している間」という意味で、雨が降っている間にボードゲームをしたことを表しています。
訳文: 雨が降っている間、私たちは中でボードゲームをしていました。
- Although the restaurant was crowded, the service was quick.
解説: althoughを使って、混んでいたにもかかわらずサービスが速かったことを表しています。
訳文: そのレストランは混んでいましたが、サービスは速かったです。