if と when の違い:条件と時を示す表現 – 英語の文法トラブルシューティング No.081

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if と when の違い:条件と時を示す表現

この記事で学ぶこと

  1. 「if」条件が不確実な場合に使う。
  2. 「when」確実に起こる出来事や時間を示して使う。

英語において「if」と「when」は、条件や時間を示す際に使われますが、それぞれの使い方には大きな違いがあります。「if」は条件を表し、ある出来事が起こるかどうかが不確定な場合に使われます。一方、「when」は時間を表し、何かが必ず起こると分かっている場合に使われます。この記事では、「if」と「when」の違いとその使い分けについて詳しく説明します。

if の使い方

「if」は「もし~ならば」という意味を持ち、ある条件が満たされた場合に起こる出来事や結果について述べる際に使われます。条件がまだ確定していないときに使われるのが特徴です。

  • 例: If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.(もし明日雨が降ったら、ピクニックは中止します。)
  • 例: I will call you if I need help.(もし助けが必要なら電話します。)

「if」は、条件が起こるかどうか不確実な場合に使用されます。例文では、「明日雨が降るかどうか」や「助けが必要かどうか」が不確定です。

when の使い方

「when」は「~するとき」という意味を持ち、ある出来事が確実に起こるときに使います。時間を示す言葉として、何かが起こる時点を表現します。

  • 例: When I get home, I will make dinner.(家に帰ったら、夕食を作ります。)
  • 例: We will start the meeting when everyone arrives.(全員が到着したら会議を始めます。)

「when」は、出来事が確実に起こると分かっているときに使います。例文では、「家に帰ること」や「全員が到着すること」が確実に起こると想定されています。

if と when の使い方を整理

以下の表で、「if」と「when」の使い方の違いを確認してみましょう。

接続詞 例文 意味
if

If it rains, we will stay inside.

(もし雨が降ったら、私たちは中にいます。)

条件が不確実な場合に使われる。
when

When it starts to rain, we will go inside.

(雨が降り始めたら、私たちは中に入ります。)

出来事が確実に起こる場合に使われる。

例文集

ここでは、「if」と「when」を使った例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけているので、実際の使い方を確認してください。

  • If you study hard, you will pass the exam.

    解説: 条件として「もし一生懸命勉強すれば」を表し、試験に合格する可能性を示しています。

    訳文: もし一生懸命勉強すれば、試験に合格します。

  • When the movie ends, let’s go for a walk.

    解説: 映画が終わることが確実で、その後の予定として散歩に行く提案をしています。

    訳文: 映画が終わったら散歩に行きましょう。

  • If I have time, I will visit my parents.

    解説: 時間があるかどうかが不確実で、それが条件になっています。

    訳文: もし時間があれば、両親を訪ねます。

  • When you finish your homework, we can play a game.

    解説: 宿題が確実に終わることを前提にして、その後の予定が示されています。

    訳文: 宿題が終わったら、ゲームをしましょう。

  • If it doesn’t rain, we will go to the park.

    解説: 雨が降らないかどうかが条件となっていて、公園に行く予定が条件付きで示されています。

    訳文: もし雨が降らなければ、公園に行きます。