時制の一致:基本ルールとよくあるミス – 英語の文法トラブルシューティング No.027

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時制の一致:基本ルールとよくあるミス

この記事で学ぶこと

  1. 主節が過去形の場合、従属節も過去の形にすることが多い
  2. 一般的な真理や現在も変わらない事実は、現在形のままにできる

英語には「時制の一致」と呼ばれる考え方があります。主節の動詞が過去形になると、従属節の動詞も過去の形に変わることがあります。特に、間接話法で「彼は~と言った」「彼女は~だと思った」のように表すときに重要です。この記事では、時制の一致の基本ルールと、よくあるミスを解説します。

時制の一致についてイラストで解説

時制の一致についてイラストで解説

時制の一致とは?

時制の一致とは、主節の動詞が過去形の場合、従属節の動詞も過去の形にそろえることです。

  • He says that he is tired.(彼は疲れていると言っています。)
  • He said that he was tired.(彼は疲れていると言いました。)

1つ目の文では、主節がsaysなので、従属節はisのままです。2つ目の文では、主節がsaidなので、従属節のiswasになります。

時制の一致の基本ルール

基本的には、主節が現在形なら従属節の時制は内容に合わせて自由に使えます。主節が過去形の場合は、従属節も過去の形にすることが多くなります。

主節 従属節 例文
現在形 内容に合わせる

He says that she is happy.

(彼は彼女が幸せだと言っています。)

過去形 過去の形にすることが多い

He said that she was happy.

(彼は彼女が幸せだと言いました。)

時制の一致の例外

一般的な真理や、現在も変わらない事実を述べる場合は、主節が過去形でも従属節を現在形のままにすることがあります。

  • He said that the earth is round.(彼は地球は丸いと言いました。)
  • The teacher explained that water boils at 100°C.(先生は水は100℃で沸騰すると説明しました。)

「地球は丸い」「水は100℃で沸騰する」といった内容は、発言した時点だけでなく現在も成り立つ一般的な事実です。そのため、従属節を現在形のままにできます。

過去完了になる場合

主節が過去形で、従属節の内容がそれよりさらに前の出来事を表す場合は、過去完了を使うことがあります。

  • She said that she had already finished the report.(彼女はすでにレポートを終えたと言いました。)

「レポートを終えた」のは「彼女が言った」時点より前なので、had finishedを使っています。

よくある時制の一致のミス

よくあるミスは、主節が過去形なのに、従属節を現在形のままにしてしまうことです。

  • 誤: He said that he is tired.
  • 正: He said that he was tired.

この場合、「彼が疲れていると言った」という過去の発言内容を表しているため、通常はwasにします。

ただし、現在もその状態が続いていることを強調したい場合には、現在形が使われることもあります。文脈によって判断する必要があります。

時制の一致を整理した表

内容 例文 ポイント
通常の時制の一致

He said that he was tired.

(彼は疲れていると言いました。)

主節が過去形なので、従属節も過去形にする。
さらに前の出来事

She said that she had finished the report.

(彼女はレポートを終えたと言いました。)

主節より前の出来事は過去完了にすることがある。
一般的な真理

He said that the earth is round.

(彼は地球は丸いと言いました。)

現在も変わらない事実は現在形のままにできる。

例文集

以下の例文では、時制の一致に基づいた表現を紹介します。それぞれの例文には解説と訳文を付けています。

  • He told me that he would be late.

    解説: 主節が過去形なので、willwouldになっています。

    訳文: 彼は遅れると言いました。

  • She said that she had already finished the report.

    解説: 「レポートを終えた」のは「言った」時点より前なので、過去完了形を使っています。

    訳文: 彼女はすでにレポートを終えたと言いました。

  • They knew that he was lying.

    解説: 主節が過去形なので、従属節も過去形になっています。

    訳文: 彼らは彼が嘘をついていると知っていました。

  • The teacher explained that the earth revolves around the sun.

    解説: 地球が太陽の周りを回ることは一般的な事実なので、現在形を使っています。

    訳文: 先生は地球が太陽の周りを回っていると説明しました。

  • He mentioned that he would attend the meeting.

    解説: 主節が過去形なので、will attendではなくwould attendを使っています。

    訳文: 彼は会議に出席すると述べました。