前置詞を使ったフレーズ:at、by、with の使い方
この記事で学ぶこと
- 「at」は、特定の場所や時間
- 「by」は、動作の手段や方法、行為者
- 「with」は、道具や一緒に行動する人
英語の前置詞「at」「by」「with」は、さまざまなフレーズや表現に使われます。これらの前置詞を正しく使いこなすことで、文脈に合わせた自然な英語を話すことができます。本記事では、これらの前置詞を使ったフレーズを具体例とともに解説します。
前置詞「at」を使ったフレーズ
前置詞「at」は、場所や時間、状況を表すために使われます。「at」は特定の点や瞬間を指す場合に使われることが多いです。
- at the station(駅で)
- at 5 o’clock(5時に)
- at work(仕事中に)
これらの例のように、「at」は特定の場所や時間を指す際に使われます。例えば、「I will meet you at the station.(駅で会いましょう)」のように、具体的な場所や時間を示すことができます。
前置詞「by」を使ったフレーズ
前置詞「by」は、動作の手段や方法、行為者を示すために使われます。「by」を使うことで、どのように物事が行われたかを表現できます。
- by car(車で)
- by email(メールで)
- by someone(誰かによって)
例えば、「He traveled by car.(彼は車で旅行しました)」のように、「by」を使って手段や方法を表現します。また、「This book was written by a famous author.(この本は有名な作家によって書かれました)」のように、行為者を示す場合にも使われます。
前置詞「with」を使ったフレーズ
前置詞「with」は、道具や一緒に行動する人を表すために使われます。「with」を使うことで、誰かと一緒に何かをしたり、何かを使って行動したりすることを示します。
- with a pen(ペンで)
- with my friends(友達と一緒に)
- with patience(忍耐を持って)
例えば、「She wrote the letter with a pen.(彼女はペンで手紙を書きました)」や「I went to the park with my friends.(友達と一緒に公園に行きました)」のように使います。
前置詞「at」「by」「with」の違い
前置詞「at」「by」「with」は、それぞれ異なる役割を果たしています。以下の表を参考に、それぞれの前置詞がどのように使われるかを確認しましょう。
前置詞 | 使い方 | 例文 |
---|---|---|
at | 特定の場所や時間を示す |
He is at home. (彼は家にいます。) |
by | 手段や行為者を示す |
This report was written by John. (この報告書はジョンによって書かれました。) |
with | 道具や一緒に行動する人を示す |
She cut the paper with scissors. (彼女はハサミで紙を切りました。) |
例文集
TOEIC対策としても役立つ、前置詞「at」「by」「with」を使った5つの例文を紹介します。各例文には解説と訳文が付いています。
- He is waiting at the bus stop.
解説: 「at」は特定の場所を示しており、「bus stop(バス停)」で待っていることを表しています。
訳文: 彼はバス停で待っています。
- The report was completed by the team.
解説: 「by」は行為者を示し、「the team(チーム)」によって報告書が完成したことを表しています。
訳文: その報告書はチームによって完成しました。
- She opened the door with a key.
解説: 「with」は道具を示しており、「key(鍵)」を使ってドアを開けたことを表しています。
訳文: 彼女は鍵でドアを開けました。
- He traveled by train to the city.
解説: 「by」は手段を示しており、「train(電車)」で街に行ったことを表しています。
訳文: 彼は電車でその街に行きました。
- They met at the restaurant for lunch.
解説: 「at」は場所を示しており、「restaurant(レストラン)」で会ったことを表しています。
訳文: 彼らはランチのためにレストランで会いました。