動詞と目的語の語順:give、send の正しい使い方
この記事で学ぶこと
- 二重目的語を取る動詞は、間接目的語が直接目的語の前に来る
主語 + give + 間接目的語 + 直接目的語 - 「to」や「for」を使って、間接目的語を直接目的語の後ろおく
主語 + give + 直接目的語 + to(for) 間接目的語
英語では、動詞が目的語を取るとき、その語順が重要です。特に「give」や「send」のように二重目的語(直接目的語と間接目的語)を取る動詞では、語順に注意する必要があります。この記事では、動詞と目的語の正しい語順について説明し、二重目的語を取る動詞の使い方を解説します。
動詞と目的語の基本的な語順
英語では、通常、動詞の後に直接目的語が続きます。直接目的語は、動詞の動作の対象となるものです。また、間接目的語は、その動作の受け手や対象者を表します。
- 例: She gave me a book.(彼女は私に本を渡した。)
- 例: He sent his friend a letter.(彼は友人に手紙を送った。)
このように、通常は間接目的語が直接目的語の前に置かれます。間接目的語が「to」や「for」とともに使われる場合、語順は異なります。
「to」や「for」を使った場合の語順
間接目的語が「to」や「for」とともに使われる場合、語順が少し変わり、間接目的語が直接目的語の後に置かれます。
- 例: She gave the book to me.(彼女はその本を私に渡した。)
- 例: He sent the letter to his friend.(彼はその手紙を友人に送った。)
このように、「to」や「for」を使うことで、間接目的語が文中の後ろに置かれることになります。
二重目的語を取る動詞のリスト
二重目的語を取る動詞は多く存在しますが、代表的なものを以下の表にまとめました。これらの動詞は、間接目的語と直接目的語を組み合わせて使うことができます。
動詞 | 例文 | 説明 |
---|---|---|
give |
She gave me a book. (彼女は私に本を渡した。) |
「give」は「誰に」と「何を」の2つの目的語を取ります。 |
send |
He sent his friend a letter. (彼は友人に手紙を送った。) |
「send」も同様に2つの目的語を取ります。 |
show |
They showed us their new car. (彼らは私たちに新しい車を見せた。) |
「show」も2つの目的語を取る動詞です。 |
tell |
She told me a secret. (彼女は私に秘密を教えた。) |
「tell」も間接目的語と直接目的語を取ります。 |
lend |
I lent him my bike. (私は彼に自転車を貸した。) |
「lend」も2つの目的語を使うことができます。 |
例文集
ここでは、二重目的語を取る動詞を使った例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけているので、実際の使い方を確認してください。
- She gave me a present.
解説: 「gave」は二重目的語を取り、「me」が間接目的語、「a present」が直接目的語です。
訳文: 彼女は私にプレゼントを渡しました。
- He sent his brother a package.
解説: 「sent」は「his brother」が間接目的語、「a package」が直接目的語です。
訳文: 彼は兄に荷物を送りました。
- They showed us their new house.
解説: 「showed」は「us」が間接目的語、「their new house」が直接目的語です。
訳文: 彼らは私たちに新しい家を見せました。
- She told me the truth.
解説: 「told」は「me」が間接目的語、「the truth」が直接目的語です。
訳文: 彼女は私に真実を話しました。
- I lent him my car for the weekend.
解説: 「lent」は「him」が間接目的語、「my car」が直接目的語です。
訳文: 私は彼に週末の間、車を貸しました。