動詞と目的語の語順:give、 send の正しい使い方 – 英語の文法トラブルシューティング No.078

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動詞と目的語の語順:give、send の正しい使い方

この記事で学ぶこと

  1. 二重目的語を取る動詞は、間接目的語が直接目的語の前に来る
    主語 + give + 間接目的語 + 直接目的語 
  2. 「to」や「for」を使って、間接目的語を直接目的語の後ろおく
    主語 + give + 直接目的語 + to(for) 間接目的語

英語では、動詞が目的語を取るとき、その語順が重要です。特に「give」や「send」のように二重目的語(直接目的語と間接目的語)を取る動詞では、語順に注意する必要があります。この記事では、動詞と目的語の正しい語順について説明し、二重目的語を取る動詞の使い方を解説します。

動詞と目的語の基本的な語順

英語では、通常、動詞の後に直接目的語が続きます。直接目的語は、動詞の動作の対象となるものです。また、間接目的語は、その動作の受け手や対象者を表します。

  • 例: She gave me a book.(彼女は私に本を渡した。)
  • 例: He sent his friend a letter.(彼は友人に手紙を送った。)

このように、通常は間接目的語が直接目的語の前に置かれます。間接目的語が「to」や「for」とともに使われる場合、語順は異なります。

「to」や「for」を使った場合の語順

間接目的語が「to」や「for」とともに使われる場合、語順が少し変わり、間接目的語が直接目的語の後に置かれます。

  • 例: She gave the book to me.(彼女はその本を私に渡した。)
  • 例: He sent the letter to his friend.(彼はその手紙を友人に送った。)

このように、「to」や「for」を使うことで、間接目的語が文中の後ろに置かれることになります。

二重目的語を取る動詞のリスト

二重目的語を取る動詞は多く存在しますが、代表的なものを以下の表にまとめました。これらの動詞は、間接目的語と直接目的語を組み合わせて使うことができます。

動詞 例文 説明
give

She gave me a book.

(彼女は私に本を渡した。)

「give」は「誰に」と「何を」の2つの目的語を取ります。
send

He sent his friend a letter.

(彼は友人に手紙を送った。)

「send」も同様に2つの目的語を取ります。
show

They showed us their new car.

(彼らは私たちに新しい車を見せた。)

「show」も2つの目的語を取る動詞です。
tell

She told me a secret.

(彼女は私に秘密を教えた。)

「tell」も間接目的語と直接目的語を取ります。
lend

I lent him my bike.

(私は彼に自転車を貸した。)

「lend」も2つの目的語を使うことができます。

例文集

ここでは、二重目的語を取る動詞を使った例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけているので、実際の使い方を確認してください。

  • She gave me a present.

    解説: 「gave」は二重目的語を取り、「me」が間接目的語、「a present」が直接目的語です。

    訳文: 彼女は私にプレゼントを渡しました。

  • He sent his brother a package.

    解説: 「sent」は「his brother」が間接目的語、「a package」が直接目的語です。

    訳文: 彼は兄に荷物を送りました。

  • They showed us their new house.

    解説: 「showed」は「us」が間接目的語、「their new house」が直接目的語です。

    訳文: 彼らは私たちに新しい家を見せました。

  • She told me the truth.

    解説: 「told」は「me」が間接目的語、「the truth」が直接目的語です。

    訳文: 彼女は私に真実を話しました。

  • I lent him my car for the weekend.

    解説: 「lent」は「him」が間接目的語、「my car」が直接目的語です。

    訳文: 私は彼に週末の間、車を貸しました。