可算名詞と不可算名詞の見分け方
この記事で学ぶこと
- 数えられる可算名詞にはmany
- 数えられない不可算名詞にはmuch
英語では名詞を「可算名詞」と「不可算名詞」に分けて扱います。この違いを理解することで、「many」や「much」などの使い分けがよりスムーズにできるようになります。本記事では、名詞が可算か不可算かを見分けるコツを紹介し、具体的な例文を通して丁寧に解説します。
可算名詞とは?
可算名詞(countable noun)は、その名の通り「数えられる」名詞です。1つ、2つ、3つと個別に数えられるものを指し、単数形・複数形の変化があります。可算名詞の前には「a」や「an」、または複数形には「s」などを付けて使います。
可算名詞の例
- I have an apple.(私はリンゴを1つ持っています。)
- There are two books on the table.(テーブルの上に2冊の本があります。)
- She bought a new car.(彼女は新しい車を買いました。)
可算名詞は個別に数えられるため、「many」という語を使って「多い」という量を表現します。例:many apples(たくさんのリンゴ)
不可算名詞とは?
不可算名詞(uncountable noun)は、個別に数えることができない名詞です。水や砂、時間、愛情など、形がはっきりしないものや、量をまとめて表すものが含まれます。不可算名詞には「a」や「an」を付けず、基本的に複数形もありません。
不可算名詞を使った例文
- I need some water.(水が必要です。)
- There is much information on the website.(ウェブサイトには多くの情報があります。)
- She gave me advice.(彼女は私にアドバイスをくれました。)
不可算名詞は数えられないため、「much」という語を使って「多い」という量を表現します。例:much water(たくさんの水)
不可算名詞の具体例
物質・素材
water(水)、air(空気)、rice(米)、sugar(砂糖)、oil(油)、gold(金)、silver(銀)、bread(パン)、butter(バター)、cheese(チーズ)、meat(肉)、flour(小麦粉)、milk(牛乳)、coffee(コーヒー)、tea(紅茶)、salt(塩)、soap(石けん)、wine(ワイン)、wood(木材)
抽象的な概念
information(情報)、advice(アドバイス)、knowledge(知識)、happiness(幸福)、freedom(自由)、health(健康)、beauty(美しさ)、justice(正義)、courage(勇気)、peace(平和)、time(時間)、wisdom(知恵)、luck(運)、strength(強さ)、power(力)
活動・行動
work(仕事)、homework(宿題)、research(研究)、travel(旅行)、education(教育)、training(訓練)、shopping(買い物)、cooking(料理)、swimming(水泳)、jogging(ジョギング)、writing(執筆)、reading(読書)、dancing(ダンス)、painting(絵画)、singing(歌)
感情・状態
love(愛)、anger(怒り)、fear(恐怖)、patience(忍耐)、sadness(悲しみ)、enthusiasm(熱意)、happiness(幸福)、pride(誇り)、hope(希望)、confidence(自信)、jealousy(嫉妬)、stress(ストレス)、anxiety(不安)、humor(ユーモア)
その他
furniture(家具)、luggage(荷物)、equipment(装備)、clothing(衣類)、traffic(交通)、weather(天気)、baggage(手荷物)、machinery(機械類)、jewelry(宝石類)、software(ソフトウェア)、hardware(ハードウェア)、news(ニュース)、progress(進展)、scenery(風景)
可算名詞と不可算名詞の見分け方
可算名詞と不可算名詞の見分け方にはいくつかのコツがあります。下の表に、見分けるためのポイントをまとめました。
| タイプ | 見分けるポイント | 例文 |
|---|---|---|
| 可算名詞 | 1つ、2つと数えられる。 |
There are three apples on the table. (テーブルの上に3つのリンゴがあります。) |
| 不可算名詞 |
単位をつけなければ数えられない。 一杯の水、500mlの牛乳、1㎡の土地 |
We need more information. (もっと多くの情報が必要です。) |
可算名詞は具体的に数えられるため、「many」を使って「多い」ことを表現し、一方、不可算名詞は数えられないので、「much」を使って量を表現します。例えば、many applesとmuch waterのように使い分けます。
「many」と「much」の使い分け
「many」と「much」の使い分けは、名詞が可算か不可算かで決まります。「many」は可算名詞に使い、「much」は不可算名詞に使います。次の例で使い分けを確認してみましょう。
- many books(たくさんの本)→ 「book」は可算名詞です。
- much water(たくさんの水)→ 「water」は不可算名詞です。
例文集
ここでは、TOEIC対策にもなる可算名詞と不可算名詞を使った例文を紹介します。各例文には解説と訳文をつけていますので、実際の使い方をしっかりと確認してください。
- He has many friends.
解説: 「friends」は可算名詞なので「many」を使用しています。
訳文: 彼にはたくさんの友達がいます。
- There is much water in the bottle.
解説: 「water」は不可算名詞なので「much」を使用しています。
訳文: ボトルにはたくさんの水が入っています。
- We need more chairs for the meeting.
解説: 「chairs」は可算名詞で、会議のためにさらに椅子が必要なことを表しています。
訳文: 会議にはさらに椅子が必要です。
- She gave me some advice.
解説: 「advice」は不可算名詞で、量として扱われているため「some」を使用しています。
訳文: 彼女は私にアドバイスをくれました。
- They have a lot of money.
解説: 「money」は不可算名詞ですが、「a lot of」は可算・不可算どちらにも使えるため、ここでは「たくさんのお金」を意味します。
訳文: 彼らはたくさんのお金を持っています。
問題
問題①
次の中で、不可算名詞はどれですか?
A) apple
B) water
C) book
D) cat
問題②
次の中で、可算名詞はどれですか?
A) advice
B) sugar
C) chair
D) water
問題③
次の中で、不可算名詞はどれですか?
A) bread
B) dog
C) car
D) book
問題④
次の中で、可算名詞はどれですか?
A) information
B) furniture
C) idea
D) rice