副詞として使われる形容詞:early、 late の使い方 – 英語の文法トラブルシューティング No.077

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副詞として使われる形容詞:early、late の使い方

この記事で学ぶこと

  1. 形容詞として使われる単語が、副詞としても使われるケースがある

英語には、形容詞でありながら副詞としても機能する単語があります。例えば、「early(早く)」「late(遅く)」などは、形容詞としてだけでなく副詞としても日常的に使われています。これらの単語は文脈によってその役割が変わるため、正しい使い方を理解することが重要です。この記事では、代表的な形容詞が副詞として使われる例を解説します。

形容詞として使われる場合

まず、これらの単語が形容詞として使われる場合を確認しましょう。形容詞は通常、名詞を修飾し、その名詞の性質や状態を説明します。

  • He arrived early to the meeting.(彼は会議に早く到着した。)
  • The train was late.(その電車は遅れていた。)

このように、「early」と「late」は名詞や代名詞に対して使われ、その名詞がどのような状態であるかを説明します。

副詞として使われる場合

一方で、「early」や「late」などの単語は副詞としても使われ、動詞を修飾して「どのように」や「いつ」などの情報を提供します。

  • She came home early.(彼女は早く帰宅した。)
  • They stayed late at the party.(彼らはパーティーで遅くまで残った。)

副詞として使う際には、これらの単語が動詞にかかり、動作のタイミングや方法を表現します。

副詞として使われる形容詞のリスト

他にも形容詞としても副詞としても使われる単語がいくつか存在します。以下のリストではその一部を紹介します。

単語 形容詞としての意味 副詞としての意味
early 早い 早く
late 遅い 遅く
fast 速い 速く
hard 固い、困難な 一生懸命に、激しく
high 高い 高く

形容詞と副詞の違いを意識する

形容詞と副詞の役割の違いを理解し、それぞれがどのような文脈で使われるかを正確に把握することが重要です。副詞として使う場合は動詞を修飾し、形容詞として使う場合は名詞を修飾するというルールを覚えておきましょう。

例文集

ここでは、副詞として使われる形容詞を使った例文を5つ紹介します。TOEIC対策としても役立つ内容です。各例文には解説と訳文をつけていますので、実際の使い方を確認してください。

  • He arrived early to the meeting.

    解説: 「early」は副詞として使われ、動詞「arrived」を修飾しています。

    訳文: 彼は会議に早く到着した。

  • The train was late.

    解説: 「late」は形容詞として使われ、名詞「train」を修飾しています。

    訳文: その電車は遅れていた。

  • She works hard to achieve her goals.

    解説: 「hard」は副詞として使われ、動詞「works」を修飾しています。

    訳文: 彼女は目標を達成するために一生懸命働いている。

  • He jumped high to reach the shelf.

    解説: 「high」は副詞として使われ、動詞「jumped」を修飾しています。

    訳文: 彼は棚に届くために高く飛び跳ねた。

  • The car stopped suddenly.

    解説: 「suddenly」は副詞として使われ、動詞「stopped」を修飾しています。

    訳文: その車は突然止まった。