jobとworkの違いと正しい使い分け方 英語の似た表現の違いとそのニュアンスのポイント

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jobとworkの違いと正しい使い分け方

用途 job work
品詞 名詞 名詞、動詞
具体的な職業や役割

She has a new job as a teacher.

(彼女は新しい教師の仕事をしています)

×
仕事全般や活動 ×

He has a lot of work to do.

(彼にはたくさんの仕事があります)

職場や活動の動作 ×

She works at a hospital.

(彼女は病院で働いています)

“job”と”work”はどちらも「仕事」を意味しますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「job」は具体的な職業や役割を指し、特定のポジションや職務を意味します。

「work」は仕事全般や活動そのものを表し、場所や行動を含む広い意味で使われます。

使い分けを理解することで、自然で正確な表現が可能になります。

具体的な職業や役割を表す「job」

「job」は、具体的な職業や役割を指す際に使われます。特定の職種や職務内容について話すときに適しています。「work」と異なり、動詞として使用することはできません。

例文:

  • He got a job as a manager.
    (彼はマネージャーとしての仕事を得ました)
    → 具体的な職務や役割を示しています。
  • Her job is to assist customers.
    (彼女の仕事はお客様を手伝うことです)
    → 明確な職務内容を表しています。
  • Finding a new job can be challenging.
    (新しい仕事を見つけるのは難しいこともあります)
    → 職を探すことを意味しています。

仕事全般や活動を表す「work」

「work」は、具体的な役割に限らず、仕事全般や業務の活動を表します。また、「work」を動詞としても使うことができ、働く行為そのものを指します。

例文:

  • He has a lot of work to finish.
    (彼には終えなければならない仕事がたくさんあります)
    → 特定の役割に限らない業務を指します。
  • She works at a tech company.
    (彼女はIT企業で働いています)
    → 仕事の場所や勤務先を表しています。
  • I need to focus on my work.
    (私は自分の仕事に集中する必要があります)
    → 業務や活動全般を示します。

似た表現との違い

「job」や「work」に似た表現として「career」があります。「career」は職業全体の進展や長期的な職務経験を指します。特定の職務ではなく、成長や経験の積み重ねを表す際に使われます。

例文:

  • She has a successful career in law.
    (彼女は法曹界で成功したキャリアを持っています)
    → 長期間の職業経験を示します。
  • He wants to pursue a career in education.
    (彼は教育の分野でキャリアを追求したいと思っています)
    → 職業としての目標を意味します。
  • Changing careers can be difficult.
    (キャリアを変えるのは難しいこともあります)
    → 職業全体の変化を指します。

イディオムとしての「job」と「work」

「job」や「work」を使ったイディオムには、働き方や仕事に関する表現がいくつかあります。

例文:

  • On the job.
    (仕事中で、勤務中に)
    → 仕事をしている状態を表します。
  • Work one’s way up.
    (昇進する、上へ進む)
    → 努力して職位を上げることを示します。
  • All in a day’s work.
    (日常茶飯事の仕事)
    → 普通の業務として行うことを意味します。