causeとeffectの違いと正しい使い分け方 英語の似た表現の違いとそのニュアンスのポイント

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causeとeffectの違いと正しい使い方

用途 cause effect
品詞 名詞、動詞 名詞
何かを引き起こす理由や要因

The heavy rain was the cause of the flood.

(大雨が洪水の原因でした)

×
何かが起こった結果 ×

The flood was the effect of the heavy rain.

(洪水は大雨の結果でした)

理由や影響の分析

They are studying the causes of global warming.

(彼らは地球温暖化の原因を研究しています)

The effects of global warming are evident worldwide.

(地球温暖化の影響は世界中で顕著です)

“cause”と”effect”は、どちらも出来事の関係を表す際に使われますが、それぞれの役割は異なります。

「cause」は、ある出来事や現象を引き起こす理由や要因を表します。

「effect」は、出来事や現象が引き起こした結果を表します。

原因を表す「cause」

「cause」は、何かが起こるきっかけや理由を説明する際に使用されます。

  • Smoking is a leading cause of lung cancer.
    (喫煙は肺がんの主な原因です)
    → 何かを引き起こす要因として使われています。
  • Lack of sleep can cause health problems.
    (睡眠不足は健康問題を引き起こす可能性があります)
    → 特定の結果をもたらす要因を示しています。
  • Pollution is causing damage to the environment.
    (汚染が環境に損害を与えています)
    → 結果を引き起こす動詞としても使用されています。

結果を表す「effect」

「effect」は、特定の原因や状況によってもたらされた結果を指します。

  • The effect of the new law was immediate.
    (新しい法律の効果は即時に現れました)
    → 具体的な結果としての「effect」を示しています。
  • Stress has many negative effects on the body.
    (ストレスは体に多くの悪影響を及ぼします)
    → 原因によってもたらされる影響を表現しています。
  • Exercise has positive effects on mental health.
    (運動は精神的健康に良い影響を与えます)
    → 結果としての良い効果を示しています。

似た表現との違い

「cause」と「effect」に似た表現として「result」や「outcome」があります。

  • result
    → 結果や成り行きを示しますが、必ずしも因果関係を強調しません。
    The result of the test was unexpected.
    (テストの結果は予想外でした)
  • outcome
    → 結果を意味しますが、過程や状況の成り行きによって得られる結末として使われます。
    The outcome of the negotiation was favorable.
    (交渉の結果は好意的でした)

イディオムとしての「cause」と「effect」

「cause」と「effect」を使ったイディオムは少ないですが、似た意味の表現として次のものがあります。

  • cause and effect
    (原因と結果)
    → 出来事や現象が原因と結果としてつながっていることを示します。
    Many stories are based on the theme of cause and effect.
    (多くの物語は原因と結果のテーマに基づいています)
  • bring about
    (もたらす)
    → 結果を引き起こす行動や要因を示します。
    His actions brought about serious consequences.
    (彼の行動が重大な結果をもたらしました)