仮定法と現実の違い:もし~だったら – 英語の文法トラブルシューティング No.035

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仮定法と現実の違い:もし~だったら

この記事で学ぶこと

  1. 現在の非現実的仮定は、主語が何であれ「was」ではなく「were」
  2. 過去の非現実的な仮定は、「had + 過去分詞」

英語の仮定法は、現実とは異なる状況や、もしそうだったらどうなるかを表すために使われます。特に「もし~だったら」という形で、実際には起こっていないことや、過去の出来事が違っていた場合にどうなっていたかを表現します。一方で、現実の出来事を表すためには通常の過去形や現在形を使います。本記事では、仮定法と現実の状況を区別し、どのように使い分けるかを例文とともに解説します。

仮定法の基本的な使い方

仮定法は、現実とは異なる状況や不確実な未来を表現する際に使われます。例えば、以下のような場合です:

  • 現在の非現実的な状況:現在の事実とは異なる仮定をする。
  • 過去の事実とは異なる仮定:過去に実際には起こらなかったことを仮定する。

仮定法の例

  • If I were you, I would study more.(もし私があなただったら、もっと勉強するでしょう。)
  • If he had taken the train, he would have arrived on time.(もし彼が電車に乗っていたら、時間通りに着いたでしょう。)

このように、仮定法では現実には起こっていないことを仮定して話します。

現実の状況を表す方法

現実の状況や、実際に起こった出来事を表すためには、通常の現在形や過去形を使います。以下の例を見てください:

  • I am a student.(私は学生です。)
  • He took the train yesterday.(彼は昨日電車に乗りました。)

現実の状況では、仮定法は使わず、直接的な時制の表現を用います。

仮定法と現実の使い分け

仮定法と現実の使い分けは、以下のように整理できます:

状況 仮定法の例 現実の例
現在の非現実的な仮定

If I were rich, I would travel the world.

(もし私が裕福だったら、世界を旅行するでしょう。)

I am not rich, so I can’t travel.

(私は裕福ではないので、旅行できません。)

過去の事実と異なる仮定

If she had studied more, she would have passed the exam.

(もし彼女がもっと勉強していたら、試験に合格したでしょう。)

She didn’t study enough, so she failed.

(彼女は十分に勉強しなかったので、不合格でした。)

未来の仮定

If it rains tomorrow, we will cancel the trip.

(もし明日雨が降ったら、旅行を中止します。)

We will go on the trip if it’s sunny.

(晴れたら旅行に行きます。)

仮定法を使う場合は、現実とは異なることを話していることを意識することが大切です。

仮定法の活用ポイント

仮定法を使う際のポイントは以下の通りです:

  • 現在の非現実的な仮定では「were」を使います(主語が何であれ、「was」ではなく「were」を使うのが一般的です)。
  • 過去の非現実的な仮定では、「had + 過去分詞」の形を使います。
  • 未来の仮定には、現在形を使って仮定法を表現することもあります。

例文集

仮定法を使った例文を5つ紹介します。これらの例文はTOEIC対策にもなります。それぞれの例文には解説と訳文をつけています。

  • If I were you, I would accept the offer.

    解説: 仮定法で「もし私があなただったら、申し出を受け入れるだろう」という仮定の表現をしています。

    訳文: もし私があなただったら、その申し出を受け入れるでしょう。

  • If it hadn’t rained, we would have gone to the beach.

    解説: 過去の仮定法で「もし雨が降らなかったら、ビーチに行っただろう」と過去の事実と異なる仮定をしています。

    訳文: もし雨が降らなかったら、私たちはビーチに行ったでしょう。

  • If he studied more, he would pass the test.

    解説: 現在の仮定法で「もし彼がもっと勉強すれば、テストに合格するだろう」という仮定を表現しています。

    訳文: もし彼がもっと勉強すれば、テストに合格するでしょう。

  • If I had known about the meeting, I would have attended.

    解説: 過去の仮定法で「もし会議について知っていたら、参加しただろう」と過去の出来事に対する仮定を表しています。

    訳文: もし会議のことを知っていたら、参加していたでしょう。

  • If they won the lottery, they would buy a new house.

    解説: 仮定法で「もし彼らが宝くじに当たったら、新しい家を買うだろう」という仮定の状況を表現しています。

    訳文: もし彼らが宝くじに当たったら、新しい家を買うでしょう。