仮定法と現実の違い:もし~だったら
この記事で学ぶこと
- 現在の非現実的仮定は、主語が何であれ「was」ではなく「were」
- 過去の非現実的な仮定は、「had + 過去分詞」
英語の仮定法は、現実とは異なる状況や、もしそうだったらどうなるかを表すために使われます。特に「もし~だったら」という形で、実際には起こっていないことや、過去の出来事が違っていた場合にどうなっていたかを表現します。一方で、現実の出来事を表すためには通常の過去形や現在形を使います。本記事では、仮定法と現実の状況を区別し、どのように使い分けるかを例文とともに解説します。
仮定法の基本的な使い方
仮定法は、現実とは異なる状況や不確実な未来を表現する際に使われます。例えば、以下のような場合です:
- 現在の非現実的な状況:現在の事実とは異なる仮定をする。
- 過去の事実とは異なる仮定:過去に実際には起こらなかったことを仮定する。
仮定法の例
- If I were you, I would study more.(もし私があなただったら、もっと勉強するでしょう。)
- If he had taken the train, he would have arrived on time.(もし彼が電車に乗っていたら、時間通りに着いたでしょう。)
このように、仮定法では現実には起こっていないことを仮定して話します。
現実の状況を表す方法
現実の状況や、実際に起こった出来事を表すためには、通常の現在形や過去形を使います。以下の例を見てください:
- I am a student.(私は学生です。)
- He took the train yesterday.(彼は昨日電車に乗りました。)
現実の状況では、仮定法は使わず、直接的な時制の表現を用います。
仮定法と現実の使い分け
仮定法と現実の使い分けは、以下のように整理できます:
| 状況 | 仮定法の例 | 現実の例 |
|---|---|---|
| 現在の非現実的な仮定 |
If I were rich, I would travel the world. (もし私が裕福だったら、世界を旅行するでしょう。) |
I am not rich, so I can’t travel. (私は裕福ではないので、旅行できません。) |
| 過去の事実と異なる仮定 |
If she had studied more, she would have passed the exam. (もし彼女がもっと勉強していたら、試験に合格したでしょう。) |
She didn’t study enough, so she failed. (彼女は十分に勉強しなかったので、不合格でした。) |
| 未来の仮定 |
If it rains tomorrow, we will cancel the trip. (もし明日雨が降ったら、旅行を中止します。) |
We will go on the trip if it’s sunny. (晴れたら旅行に行きます。) |
仮定法を使う場合は、現実とは異なることを話していることを意識することが大切です。
仮定法の活用ポイント
仮定法を使う際のポイントは以下の通りです:
- 現在の非現実的な仮定では「were」を使います(主語が何であれ、「was」ではなく「were」を使うのが一般的です)。
- 過去の非現実的な仮定では、「had + 過去分詞」の形を使います。
- 未来の仮定には、現在形を使って仮定法を表現することもあります。
例文集
仮定法を使った例文を5つ紹介します。これらの例文はTOEIC対策にもなります。それぞれの例文には解説と訳文をつけています。
- If I were you, I would accept the offer.
解説: 仮定法で「もし私があなただったら、申し出を受け入れるだろう」という仮定の表現をしています。
訳文: もし私があなただったら、その申し出を受け入れるでしょう。
- If it hadn’t rained, we would have gone to the beach.
解説: 過去の仮定法で「もし雨が降らなかったら、ビーチに行っただろう」と過去の事実と異なる仮定をしています。
訳文: もし雨が降らなかったら、私たちはビーチに行ったでしょう。
- If he studied more, he would pass the test.
解説: 現在の仮定法で「もし彼がもっと勉強すれば、テストに合格するだろう」という仮定を表現しています。
訳文: もし彼がもっと勉強すれば、テストに合格するでしょう。
- If I had known about the meeting, I would have attended.
解説: 過去の仮定法で「もし会議について知っていたら、参加しただろう」と過去の出来事に対する仮定を表しています。
訳文: もし会議のことを知っていたら、参加していたでしょう。
- If they won the lottery, they would buy a new house.
解説: 仮定法で「もし彼らが宝くじに当たったら、新しい家を買うだろう」という仮定の状況を表現しています。
訳文: もし彼らが宝くじに当たったら、新しい家を買うでしょう。