複合関係代名詞の使い方
この記事で学ぶこと
- whoeverは誰か特定の人を指さなず、「誰でも」
- whicheverは2つ以上の選択肢からで、「どちらでも」
- whateverは制限なく何でもよいという、「何でも」
英語には、「whoever」「whichever」「whatever」といった複合関係代名詞があり、これらは「誰でも」「どちらでも」「何でも」などの意味で使われます。複合関係代名詞は、主語や目的語として使われることが多く、特に条件や選択肢を含む文でよく使用されます。
複合関係代名詞の基本的な使い方
複合関係代名詞は、通常の関係代名詞に「ever」を付けた形で、「誰でも」「何でも」「どちらでも」など、特定しないものや不特定の人や物を指す際に使います。文中では、主語や目的語として機能します。
- whoever(誰でも)
- whichever(どちらでも)
- whatever(何でも)
これらの複合関係代名詞は、文脈に応じて柔軟に使われ、条件文や選択肢が含まれる場合に特に役立ちます。
複合関係代名詞の例と役割
複合関係代名詞が文中でどのように使われるか、以下の表を見て理解を深めましょう。
複合関係代名詞 | 例文 |
---|---|
whoever |
Whoever finishes first will win the prize. (最初に終わった人が賞をもらいます。) |
whichever |
You can choose whichever book you like. (好きな本をどれでも選んでいいですよ。) |
whatever |
I’ll do whatever it takes to succeed. (成功するためなら何でもします。) |
これらの例からわかるように、複合関係代名詞は不特定のものや人について述べる際に役立ち、主語や目的語として機能します。
複合関係代名詞の使い方のポイント
複合関係代名詞を正しく使うためのポイントは、以下の通りです:
- whoever:誰か特定の人を指さないときに使います。文の中では主語としても使えます。
- whichever:2つ以上の選択肢から、どれでもよいときに使います。選択肢の中から選ぶ場合に便利です。
- whatever:何でもよいという意味で、特に制限なく使われるときに使用します。
複合関係代名詞の応用例
複合関係代名詞を使った応用的な例も見てみましょう。これらの表現は、日常会話やビジネスの場でも使える便利なフレーズです。
- Whoever wants to join the meeting is welcome.(会議に参加したい人は誰でも歓迎します。)
- Take whichever path you think is easiest.(一番簡単だと思う道をどちらでも選んでください。)
- Whatever decision you make, I will support you.(あなたがどんな決断をしても、私はサポートします。)
例文集
最後に、複合関係代名詞を使った例文を5つ紹介します。これらの例文はTOEIC対策にも役立つ内容です。各例文には、解説と訳文をつけています。
- Whoever leaves the office last should lock the door.
解説: 「whoever」が主語として使われ、最後にオフィスを出る人が誰でもドアを閉めるべきだと述べています。
訳文: 最後にオフィスを出る人は誰でもドアに鍵をかけるべきです。
- You can eat whichever dessert you want.
解説: 「whichever」が目的語として使われ、好きなデザートをどれでも食べられるという選択肢を示しています。
訳文: 好きなデザートをどれでも食べられます。
- Whatever you decide, let me know.
解説: 「whatever」が目的語として使われ、相手が何を決めても知らせるように依頼しています。
訳文: 何を決めても教えてください。
- He will support whoever wins the election.
解説: 「whoever」が目的語として使われ、選挙で勝った人が誰でもサポートすることを表しています。
訳文: 彼は選挙で勝った人を誰でもサポートします。
- Whichever movie you choose, I’ll watch it with you.
解説: 「whichever」が目的語として使われ、どの映画を選んでも一緒に見ると述べています。
訳文: どの映画を選んでも、私は一緒に見ます。