付加疑問文の使い方:Isn’t it? の構造と使い方
この記事で学ぶこと
- 付加疑問文は、肯定文の後に否定の疑問文、否定文の後に肯定の疑問文
- 付加疑問文は、確認や同意を求めるために用いられる
英語では、相手に確認を求めたり、同意を求める際に「付加疑問文」が使われます。付加疑問文は、文の最後に短い疑問文を付け加える形式で、肯定文の後には否定の疑問文、否定文の後には肯定の疑問文を加えるのが基本的なルールです。本記事では、付加疑問文の基本的なルールと使い方を解説します。
付加疑問文の基本ルール
付加疑問文は、主に以下の2つのルールに従います。
- 肯定文 + 否定の付加疑問文
例: It is a beautiful day, isn’t it?(今日は素晴らしい天気ですよね?) - 否定文 + 肯定の付加疑問文
例: You don’t like coffee, do you?(コーヒーが好きじゃないですよね?)
肯定文の後に否定形の疑問文を付けると、相手に「そうですよね?」と確認を求める意味になります。一方、否定文の後に肯定形の疑問文を付けると、「違いますよね?」というニュアンスになります。
肯定文 + 否定の付加疑問文
肯定文の後に否定の付加疑問文を付ける場合、主語と動詞を反転させて否定形にします。
例文
- You are coming to the party, aren’t you?(パーティーに来ますよね?)
- She is a great teacher, isn’t she?(彼女は素晴らしい先生ですよね?)
このように、肯定文の後に「aren’t you」や「isn’t she」といった否定の疑問文を加えて、相手に確認を求めます。
否定文 + 肯定の付加疑問文
否定文の後には肯定の付加疑問文を付けます。動詞はそのまま肯定形を使い、主語を付け加えます。
例文
- You don’t like spicy food, do you?(辛い食べ物は好きじゃないですよね?)
- He hasn’t finished his homework, has he?(彼は宿題を終わらせていませんよね?)
否定文の後に「do you」や「has he」といった肯定形の疑問文を加えて、相手に確認を求めます。
付加疑問文の応用
付加疑問文は、単に確認を求めるだけでなく、相手とのコミュニケーションを円滑にするために使われることが多いです。日常会話の中で自然に使えるように、繰り返し練習することが重要です。
肯定文 + 否定の付加疑問文 | 否定文 + 肯定の付加疑問文 |
---|---|
It’s a nice day, isn’t it? (今日は良い天気ですよね?) |
You haven’t seen the movie, have you? (その映画を見ていませんよね?) |
She works hard, doesn’t she? (彼女はよく働きますよね?) |
He isn’t coming, is he? (彼は来ませんよね?) |
例文集
ここでは、付加疑問文を使ったTOEIC対策にも役立つ例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけていますので、実際の使い方を確認してください。
- You are going to the meeting, aren’t you?
解説: 肯定文の後に否定の付加疑問文「aren’t you」を付けて、確認を求める表現です。
訳文: あなたは会議に行く予定ですよね?
- She isn’t coming to the party, is she?
解説: 否定文の後に肯定の付加疑問文「is she」を付けて、確認を求めています。
訳文: 彼女はパーティーに来ないんですよね?
- He hasn’t finished the report, has he?
解説: 否定文の後に肯定の付加疑問文「has he」を付けて、確認を求めています。
訳文: 彼はレポートをまだ終わらせていませんよね?
- They are leaving soon, aren’t they?
解説: 肯定文の後に否定の付加疑問文「aren’t they」を付けて、確認を求めています。
訳文: 彼らはすぐに出発しますよね?
- You don’t know the answer, do you?
解説: 否定文の後に肯定の付加疑問文「do you」を付けて、確認を求めています。
訳文: あなたはその答えを知りませんよね?