let と make の違い:使役動詞の使い方 – 英語の文法トラブルシューティング No.072

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let と make の違い:使役動詞の使い方

この記事で学ぶこと

  1. 「let」は、許可や許容を表現(相手が自分の意思で行動する場合)
  2. make」は、強制や命令を表現(相手に何かを強いる場合)

英語には、他者に何かをさせる、または何かが起こるのを許す表現として、使役動詞が使われます。「let」と「make」はその代表的な使役動詞であり、それぞれに異なる意味やニュアンスがあります。本記事では、「let」と「make」の使い方と違いについて解説します。

let の使い方

「let」は、他者が何かをすることを許可する、または自由にさせるという意味で使われます。相手の行動を妨げずに許す場合に使います。

  • She let me borrow her car.(彼女は私に車を借りさせてくれた。)
  • They let us enter the room.(彼らは私たちを部屋に入れた。)

「let」を使うときは、基本的に後ろに目的語と動詞の原形を続けます。この文法構造は、何かをすることを許可する意味を持ちます。

make の使い方

「make」は、強制的に誰かに何かをさせる、または何かを引き起こすという意味を持ちます。これは「let」と異なり、相手に強い影響を与えて行動を促すニュアンスがあります。

  • The teacher made the students clean the classroom.(先生は生徒に教室を掃除させた。)
  • They made me apologize.(彼らは私に謝罪させた。)

「make」も後ろに目的語と動詞の原形を続けますが、相手が自発的に行動するというよりも、強制的に何かをさせる場合に使われます。

let と make の違い

「let」と「make」の大きな違いは、相手に与える影響の強さです。「let」は許可や許容を表し、相手が自分の意思で行動することを認めます。一方、「make」は強制や命令を意味し、相手がやりたくないことでも行動を強いる場合に使われます。

使役動詞 意味 例文
let 許可や許容

She let me use her phone.

(彼女は私に彼女の電話を使わせてくれた。)

make 強制や命令

They made me wait outside.

(彼らは私を外で待たせた。)

「let」と「make」の違いを理解することによって、他者に対する影響の程度や状況に応じた表現を使い分けることができます。

例文集

「let」と「make」を使った使役動詞の使い方をTOEIC対策としても学べるように、5つの例文を紹介します。各例文には解説訳文が付いています。

  • She let me stay at her house.

    解説: 「let」を使い、彼女が私に家に泊まることを許可したことを表しています。

    訳文: 彼女は私に彼女の家に泊まらせてくれた。

  • The boss made them work overtime.

    解説: 「make」を使い、上司が強制的に彼らに残業させたことを表しています。

    訳文: 上司は彼らに残業させた。

  • My parents let me choose my own career path.

    解説: 「let」を使い、親が私に自分のキャリアパスを自由に選ばせたことを表しています。

    訳文: 両親は私に自分のキャリアパスを選ばせてくれた。

  • She made me rewrite the report.

    解説: 「make」を使い、彼女が私にレポートを書き直させたことを表しています。

    訳文: 彼女は私にレポートを書き直させた。

  • The coach let the players decide the strategy.

    解説: 「let」を使い、コーチが選手に戦略を決めさせたことを表しています。

    訳文: コーチは選手に戦略を決めさせた。