数値か文字列かを判定する方法
Excelでデータを扱う際、セルの値が数値なのか文字列なのかを判定したい場面があります。例えば、入力データの種類に応じて異なる処理をしたり、データの整合性をチェックするために役立ちます。
このような判定を行うには、CELL関数とIF関数を組み合わせる方法が便利です。
CELL関数でデータの種類を判定
CELL関数の“type”オプションを使用すると、セルのデータ型(数値か文字列か)を判別できます。
構文
=CELL("type", 対象セル)
返される値:
- “v”(value) → 数値
- “l”(label) → 文字列
具体的な使用例
以下の表のように、A列のデータが数値か文字列かを判定し、C列に結果を表示することができます。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | データ | 判定式 | 判定結果 | 説明 |
| 2 | 12345 | =IF(CELL(“type”, A2)=”v”, “数値”, “文字列”) | 数値 | 数値として認識される |
| 3 | Excel | =IF(CELL(“type”, A3)=”v”, “数値”, “文字列”) | 文字列 | 文字列として認識される |
| 4 | 2025/02/15 | =IF(CELL(“type”, A4)=”v”, “数値”, “文字列”) | 数値 | 日付は内部的に数値 |
| 5 | ‘100 | =IF(CELL(“type”, A5)=”v”, “数値”, “文字列”) | 文字列 | シングルクォート付きの数値は文字列 |
この例では、A列のデータの種類をB列で判定し、C列に数値か文字列かの判定結果を表示し、D列にその説明を記載しています。
応用例:数値のみを抽出
数値のみを抽出したい場合は、IF関数と組み合わせて次のように記述します。
=IF(CELL("type", A2)="v", A2, "")
この式では、A2が数値ならA2の値を表示し、文字列なら空白を表示します。
注意点
- 数値として入力された日付もCELL関数では「数値(v)」と判定される。
- シングルクォート(’100)のように入力された数値は「文字列(l)」として判定される。
- CELL関数は、一部の条件で再計算されないことがあるため、変更後にF9キーを押して再計算することを推奨。
まとめ
Excelでセルのデータが数値か文字列かを判定するには、CELL関数とIF関数を組み合わせると便利です。
- =CELL(“type”, A1) でデータ型を取得。
- IF関数と組み合わせて、数値か文字列かを判定。
- データの分類やデータチェックに活用可能。
データの正確性を確保するために、ぜひ活用してください。
使用した関数について

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