新しいPCに買い替えた際、古いPCで使用していたExcel(Office)をそのまま使いたい場合、Microsoftアカウントに紐づけられていれば、簡単に再インストールが可能です。本記事では、Microsoftアカウントへの紐づけ方法、アンインストール、再インストール方法まで詳しく解説します。
- 古いパソコンを使用しないのであれば、EXCEL(Office)をわざわざ買う必要はありません。
- Officeを購入する前にお試しください。上手くいかなければ買うという方策を推奨します。
INDEX
1. Excel(Office)がMicrosoftアカウントに紐づいているか確認
まず、ExcelがMicrosoftアカウントに紐づいているかを確認します。紐づけられていれば、新しいPCで簡単に再インストールできます。
確認手順
- Excelを開く
- 画面左上の「ファイル」をクリック
- 「アカウント」(左下)を選択
- ライセンスの種類を確認
- 「この製品はMicrosoftアカウントに関連付けられています」と表示 → アカウントに紐づけ済み
- 「この製品はプロダクトキーによってアクティブ化されました」と表示など → 紐づいていない可能性あり(次項を参照)
- 上記いずれも書かれていない場合は、次項でサインインを試してください。
2. MicrosoftアカウントにExcel(Office)を紐づける
もしExcelがMicrosoftアカウントに紐づいていない場合、以下の手順で関連付けを行います。
紐づけ手順
- MicrosoftのOfficeセットアップページ にアクセス
- Microsoftアカウントでサインイン
- Microsoftのアカウント管理ページから、アカウント情報を確認し、Officeが登録されていれば紐づけられています。
- Excel(Office)のプロダクトキー(25桁)を入力
- 「このOfficeをMicrosoftアカウントに関連付けますか?」と表示されたら、「はい」を選択
- 「インストール」ボタンをクリックし、Officeをダウンロード・インストール
これでExcelがMicrosoftアカウントに紐づけられます。
3. 古いPCからExcel(Office)をアンインストール
一般的なOfficeライセンス(例:Office 2019やOffice 2021)は1台のPCでのみ使用可能なため、新しいPCに移行する際は、古いPCからアンインストールするのが推奨されます。(アンインストールするかは自己責任でお願いします)
アンインストール手順
- Windowsの「設定」を開く
- 「アプリと機能」を選択
- 「Microsoft Office 2019(または2021)」をクリックし、「アンインストール」
- PCを再起動
これで古いPCからOfficeが削除されました。
4. 新しいPCでExcel(Office)をインストール
古いPCからOfficeを削除した後、新しいPCにインストールします。
インストール手順
- Microsoftのアカウント管理ページにアクセス
- Microsoftアカウントでログイン
- 「Officeのインストール」ボタンをクリック
- ダウンロードされたセットアップファイルを開く
- 画面の指示に従ってインストールを完了
インストールが終わったら、Excelを開いてライセンス認証を行います。
5. ライセンス認証
Excelを開いた際にライセンス認証が求められる場合、以下の手順で認証を完了します。
ライセンス認証手順
- Excelを開く
- 「サインインしてライセンスを有効化」をクリック
- Microsoftアカウントでサインイン
- 自動でライセンスが認証される
もし「ライセンスがすでに別のPCで使用されています」と表示された場合は、以下の作業を行います。
6. 古いPCのライセンスを解除(必要な場合)
ライセンスが新しいPCで認証できない場合、古いPCのライセンスを解除する必要があります。
ライセンス解除手順
- Microsoftのデバイス管理ページにアクセス
- 不要なPCを選択し、「デバイスの削除」
- 新しいPCで再度ライセンス認証を試す
これにより、新しいPCでExcelを正常に使用できるようになります。
まとめ
- ExcelがMicrosoftアカウントに紐づいているか確認
- 紐づいていなければ、プロダクトキーを使用して紐づける
- 古いPCのExcelをアンインストール
- 新しいPCにExcelをインストールし、Microsoftアカウントでサインイン
- ライセンス認証ができない場合、古いPCのライセンスを解除
これで、新しいPCでも引き続きExcelを使用できます。