サイコロをExcelで再現するには?
Excelを使用して、サイコロを振るシミュレーションを行う方法について解説します。ゲームの開発や確率計算に役立つ、ランダムな数値を取得する方法を学びましょう。
RANDBETWEENを使ったサイコロのシミュレーション
ExcelのRANDBETWEEN
関数を使うと、指定した範囲内の整数をランダムに取得できます。この関数を使えば、1~6の目を持つサイコロを簡単に再現できます。
サイコロを振る方法
以下のようにExcelのセルに数式を入力するだけで、サイコロの目をランダムに表示できます。
A | B | |
---|---|---|
1 | サイコロの目 | =RANDBETWEEN(1, 6) |
手順
- B1セルに =RANDBETWEEN(1, 6) を入力します。
- Enterキーを押すと、1~6のランダムな数値が表示されます。
- F9キー(再計算)を押すたびに、サイコロの目が変わります。
複数のサイコロを振る
2つ以上のサイコロを同時に振りたい場合は、次のように数式を入力します。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 1個目のサイコロ | =RANDBETWEEN(1, 6) | |
2 | 2個目のサイコロ | =RANDBETWEEN(1, 6) | |
3 | 合計 | =B1+B2 |
手順
- B1セルとB2セルに =RANDBETWEEN(1, 6) を入力します。
- B3セルに =B1+B2 を入力すると、2つのサイコロの合計が表示されます。
- F9キーを押すと、サイコロの目と合計が再計算されます。
注意点
RANDBETWEEN
関数はシートが変更されるたびに再計算されるため、結果を固定したい場合は「コピー → 値として貼り付け」を行ってください。- 6面以外のサイコロ(例:10面や20面)を作りたい場合は、
=RANDBETWEEN(1, 10)
のように範囲を変更してください。
まとめ
Excelでサイコロを再現するには、RANDBETWEEN関数を使用するのが最も簡単です。1つだけでなく、複数のサイコロを同時に振ったり、合計を求めることも可能です。ゲーム開発や確率計算に活用してみましょう。
使用した関数について

RANDBETWEEN関数で指定した範囲内で整数の乱数を発生させる方法についてわかりやすく解説
RANDBETWEEN関数についてRANDBETWEENの概要整数の乱数を発生させるExcel関数=RANDBETWEEN( 最小値 , 最大値 )概要 最小値から最大値の整数の乱数を求める 0以上1未満の乱数についてはRANDを用いる RANDBETWEEN( 1 , 5 ) であれば、1,2,3,4,5 のいずれか...