受動態と能動態の違い – 英語の文法トラブルシューティング No.010

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受動態と能動態の違い

この記事で学ぶこと

  1. 受動態とは主語 + be動詞 + 過去分詞(+ by + 動作主)
    主語が「誰かに何かをされた」という状況を表す

英語では、動作の主体を強調する「能動態」と、動作の対象を強調する「受動態」の2つの文型があります。それぞれの違いを理解し、使い分けることが重要です。この記事では、受動態(受け身)の構造と使いどころ、能動態との違いを整理しながら解説します。

能動態とは?

能動態(Active Voice)は、文の主語が動作を行う側であるときに使われます。つまり、主語が「誰が何をしたか」を示す際に能動態が使われます。

能動態の例文

  • He eats an apple.(彼はリンゴを食べる。)
  • She wrote a letter.(彼女は手紙を書いた。)
  • They will build a house.(彼らは家を建てるだろう。)

能動態では、主語が動作の主体であり、動作を行う人や物が強調されます。

受動態とは?

受動態(Passive Voice)は、文の主語が動作を受ける側であるときに使われます。つまり、主語が「誰かに何かをされた」という状況を表すときに受動態が使われます。受動態の文では、通常、動作を行う人や物(動作主)が「by」に続けて明示されることが多いです。

受動態を使う意義

  • 行為の受け手(主語)を強調する
    John was fired by the company.
    (ジョンは会社に解雇された。)
  • 行為者が不明、または重要ではない
    My wallet was stolen.
    (私の財布が盗まれた。)
  • 客観的な表現
    Mistakes were made.
    (ミスが犯されました。)

受動態の基本構造

受動態の文は、次のような構造で成り立っています:

主語 + be動詞 + 過去分詞(+ by + 動作主)

受動態の例文

  • An apple is eaten by him.(リンゴは彼によって食べられる。)
  • A letter was written by her.(手紙は彼女によって書かれた。)
  • A house will be built by them.(家は彼らによって建てられるだろう。)

受動態では、動作を受ける側(動作の対象)が文の主語として強調されます。動作を行った人(動作主)を明示する場合、「by」を使って表現します。

受動態と能動態の違い

受動態と能動態の主な違いは、動作を行う主体を強調するか、動作を受ける側を強調するかという点にあります。能動態は動作を行う人や物に焦点を当て、受動態は動作を受ける側に焦点を当てます。

文型 使い方 例文
能動態 主語が動作を行う側で、主語が主体となっている。

She reads a book.

(彼女は本を読む。)

受動態 主語が動作を受ける側で、主語が対象になっている。

A book is read by her.

(本は彼女によって読まれる。)

表を参考にして、受動態と能動態の使い分けを理解しましょう。

受動態の使いどころ

受動態は、動作を行う人や物よりも、動作を受けるものが重要であるときに使われます。たとえば、次のような場合に受動態が適しています:

  • 動作主が不明、または重要でないとき:
    • The window was broken.(窓が壊れていた。)
  • 動作を受ける側が強調されるべきとき:
    • The cake was eaten by the children.(ケーキは子どもたちによって食べられた。)

例文集

ここでは、受動態と能動態を使った例文を5つ紹介します。各例文には解説と訳文をつけていますので、実際の使い方を確認してください。これらの例文はTOEIC対策にもなるものです。

  • He built a house.

    解説: 能動態で「彼」が主語となり、動作を行っています。

    訳文: 彼は家を建てました。

  • A house was built by him.

    解説: 受動態で「家」が主語となり、動作を受けています。「by him」で動作主を明示しています。

    訳文: 家は彼によって建てられました。

  • The chef prepared the meal.

    解説: 能動態で「シェフ」が食事を準備したことを表しています。

    訳文: シェフは食事を準備しました。

  • The meal was prepared by the chef.

    解説: 受動態で「食事」が主語となり、動作を受けています。

    訳文: 食事はシェフによって準備されました。

  • The letter was written yesterday.

    解説: 受動態ですが、動作主を明示していません。この場合、動作主は不明か、重要ではないという状況を示しています。

    訳文: 手紙は昨日書かれました。

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