頻度を表す副詞の正しい位置
この記事で学ぶこと
- 「頻度副詞」+「一般動詞」
- 「be動詞」+「頻度副詞」
- 「助動詞」+「頻度副詞」+「一般動詞/be動詞」
英語では、always、usually、often、neverなどの頻度を表す副詞を使って、どれくらいの頻度で何かが起こるのかを表します。頻度副詞は意味だけでなく、文中に置く位置も重要です。この記事では、頻度を表す副詞の基本的な位置と使い方を解説します。
頻度を表す副詞についてイラストで解説

頻度を表す副詞とは?
頻度を表す副詞とは、動作や状態がどれくらいの割合で起こるのかを示す副詞です。代表的なものには、次のような語があります。
- always(いつも)
- usually(たいてい)
- often(よく)
- sometimes(時々)
- rarely(めったに~ない)
- never(決して~ない)
頻度の高さを大まかに並べると、alwaysが最も高く、neverが最も低い頻度を表します。
頻度を表す副詞の基本位置
頻度副詞の位置は、文の中にある動詞の種類によって変わります。基本は、次の3つです。
- 一般動詞の文:主語 + 頻度副詞 + 一般動詞
- be動詞の文:主語 + be動詞 + 頻度副詞
- 助動詞の文:主語 + 助動詞 + 頻度副詞 + 動詞
次の例を見てみましょう。
- I always eat breakfast.(私はいつも朝食を食べます。)
- She is usually busy on Mondays.(彼女はたいてい月曜日は忙しいです。)
- He can never remember my name.(彼は私の名前を決して覚えられません。)
頻度副詞の位置を整理した例
以下の表で、頻度副詞がどこに入るのかを整理してみましょう。
| 文の構造 | 副詞の位置 | 例文 |
|---|---|---|
| 主語 + 頻度副詞 + 一般動詞 | 一般動詞の前に置く |
She always drinks coffee. (彼女はいつもコーヒーを飲みます。) |
| 主語 + be動詞 + 頻度副詞 | be動詞の後ろに置く |
They are often late. (彼らはよく遅刻します。) |
| 主語 + 助動詞 + 頻度副詞 + 動詞 | 助動詞の後ろ、動詞の前に置く |
He can never remember my name. (彼は私の名前を決して覚えられません。) |
一般動詞と頻度副詞
一般動詞の文では、頻度副詞は通常、一般動詞の前に置きます。
- I always wake up early.(私はいつも早起きします。)
- She usually takes the bus to work.(彼女はたいていバスで仕事に行きます。)
- They never eat meat.(彼らは決して肉を食べません。)
日本語では「いつも朝食を食べる」のように副詞の位置を比較的自由に変えられますが、英語では一般動詞の前に置くのが基本です。
be動詞と頻度副詞
be動詞の文では、頻度副詞は通常、be動詞の後ろに置きます。
- She is usually busy.(彼女はたいてい忙しいです。)
- They are often late.(彼らはよく遅刻します。)
- He is always kind.(彼はいつも親切です。)
一般動詞の文とは位置が逆になるため、特に注意しましょう。
助動詞と一般動詞、頻度副詞
助動詞がある文では、頻度副詞は助動詞の後ろ、一般動詞の前に置きます。
- He can always help you.(彼はいつもあなたを助けることができます。)
- They will never forget this moment.(彼らはこの瞬間を決して忘れないでしょう。)
- You should usually check your email in the morning.(あなたはたいてい朝にメールを確認したほうがよいです。)
この場合、can、will、shouldなどの助動詞のすぐ後ろに頻度副詞を置くのが基本です。
助動詞とbe動詞、頻度副詞
助動詞とbe動詞が一緒に使われる場合は、助動詞 + 頻度副詞 + be動詞という順序になります。
- He might always be late.(彼はいつも遅れるかもしれません。)
- She can often be found at the library.(彼女はよく図書館で見かけられます。)
- This room may sometimes be used for meetings.(この部屋は時々会議に使われることがあります。)
助動詞がない場合は、頻度副詞は通常、be動詞の後ろに置かれます。
- He is always late.(彼はいつも遅れます。)
文頭や文末に置かれる頻度副詞
頻度副詞は、強調や文の流れによって文頭や文末に置かれることもあります。ただし、すべての頻度副詞が同じように文頭・文末に置けるわけではありません。
文頭に置かれる例
- Sometimes, I go for a walk in the morning.(時々、私は朝に散歩に行きます。)
- Usually, we have lunch at noon.(たいてい、私たちは正午に昼食をとります。)
文末に置かれる例
- I eat out very often.(私は非常によく外食します。)
- We go there sometimes.(私たちは時々そこへ行きます。)
sometimes、usually、oftenなどは、文頭や文末に置かれることがあります。一方、alwaysやneverは、基本位置である動詞の前やbe動詞の後ろに置くのが自然です。
頻度副詞のよくある間違い
頻度副詞の位置を間違えると、文が不自然になることがあります。特に、一般動詞の後ろに頻度副詞を置いてしまう間違いに注意しましょう。
- 誤: She drinks always coffee.
- 正: She always drinks coffee.(彼女はいつもコーヒーを飲みます。)
また、be動詞の文では、頻度副詞をbe動詞の前ではなく後ろに置くのが基本です。
- 誤: They often are late.
- 正: They are often late.(彼らはよく遅刻します。)
例文集
ここでは、頻度を表す副詞を使った例文を紹介します。各例文には解説と訳文を付けていますので、実際の使い方を確認してみましょう。
- I always wake up early.
解説: 頻度副詞alwaysは、一般動詞wake upの前に置かれています。
訳文: 私はいつも早起きします。
- She usually takes the bus to work.
解説: 頻度副詞usuallyは、一般動詞takesの前に置かれています。
訳文: 彼女はたいていバスで仕事に行きます。
- They never eat meat.
解説: 頻度副詞neverは、一般動詞eatの前に置かれています。
訳文: 彼らは決して肉を食べません。
- He can sometimes be rude.
解説: 助動詞canの後、be動詞beの前に頻度副詞sometimesが置かれています。
訳文: 彼は時々失礼になることがあります。
- We are often late for meetings.
解説: be動詞areの後に頻度副詞oftenが置かれています。
訳文: 私たちは会議によく遅れます。