円融天皇(円融院)の和歌集 勅撰和歌集 八代集より。平安中期の貴族文化

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勅撰和歌集(八代集)に収録された円融天皇の和歌の一部を紹介します。崩御後に円融院と追号。

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    円融天皇(円融院)の勅撰和歌集

    拾遺和歌集

    20-春 かすか野におほくの年はつみつれとおいせぬ物はわかななりけり

    971-恋五 限なき思ひのそらにみちぬれはいくその煙雲となるらん

    詞花和歌集

    395-雑下 思ひかねながめしかども鳥辺山はてはけぶりもみえずなりにき

    新古今和歌集

    381-秋上 月かけのはつ秋風とふけゆけは心つくしにものをこそおもへ

    1173-恋三 をきそふるつゆやいかなるつゆならんいまはきえねとおもふわか身を

    1439-雑上 ひきかへて野辺のけしきは見えしかとむかしをこふる松はなかりき

    1448-雑上 むらさきの雲にもあらて春かすみたなひく山のかひはなにそも

    1451-雑上 かきこしに見るあた人のいへさくら花ちりはかりゆきておらはや

    1481-雑上 ここのへにあらてやへさく山ふきのいはぬいろをはしる人もなし

    1649-雑中 むかしよりたえせぬ河のすゑなれはよとむはかりをなになけくらん