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確率を使ったシナリオ分析を行うには?
Excelを使用して、確率を用いたシナリオ分析を行う方法について解説します。特定の確率で成功・失敗を判断するシミュレーションを作成することで、リスク管理や意思決定に役立てることができます。
RANDBETWEENを使った成功・失敗の確率シミュレーション
ExcelのRANDBETWEEN関数を利用すると、一定の範囲内のランダムな整数を取得できます。この機能を活用し、特定の確率で成功・失敗を判定することが可能です。
成功・失敗をシミュレーションする方法
例えば、成功確率が60%、失敗確率が40%のシミュレーションを行う場合、以下のような方法を使用します。
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 試行回数 | 結果 |
| 2 | 1 | =IF(RANDBETWEEN(1, 100) <= 60, “成功”, “失敗”) |
| 3 | 2 | =IF(RANDBETWEEN(1, 100) <= 60, “成功”, “失敗”) |
| 4 | 3 | =IF(RANDBETWEEN(1, 100) <= 60, “成功”, “失敗”) |
手順
- A列に試行回数を入力します。
- B2セルに =IF(RANDBETWEEN(1, 100) <= 60, “成功”, “失敗”) を入力します。
- 数式をB3以降のセルにコピーすると、ランダムな成功・失敗の結果が生成されます。
シミュレーションの仕組み
RANDBETWEEN(1, 100)で 1~100 のランダムな数を取得します。- この値が 60 以下なら「成功」、それ以外なら「失敗」と判定します。
- 確率を変更したい場合は、60 の部分を適宜調整してください(例:70 にすると成功確率70%)。
複数シナリオをシミュレーションする
成功・失敗だけでなく、異なるシナリオを設定することも可能です。例えば、売上の増減をシミュレーションする場合、以下のような方法を用います。(この方法の場合、確率は均等です)
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 試行回数 | 売上変動 |
| 2 | 1 | =CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 3), “大幅増”, “横ばい”, “減少”) |
| 3 | 2 | =CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 3), “大幅増”, “横ばい”, “減少”) |
| 4 | 3 | =CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 3), “大幅増”, “横ばい”, “減少”) |
手順
- A列に試行回数を入力します。
- B2セルに =CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 3), “大幅増”, “横ばい”, “減少”) を入力します。
- 数式をB3以降のセルにコピーすると、ランダムな売上シナリオが生成されます。
- 確率を設定したい場合は、以下のようにします。
=IFS(RANDBETWEEN(1,100)<=20, “大幅増”, RANDBETWEEN(1,100)<=70, “横ばい”, TRUE, “減少”)
又は、
=LOOKUP(RANDBETWEEN(1, 100), {1, 21, 71}, {“大幅増”, “横ばい”, “減少”})
注意点
RANDBETWEEN関数は再計算のたびに値が変わるため、データを固定したい場合は「コピー → 値として貼り付け」を行ってください。- 確率を調整したい場合は、条件式の値を変更してください(例:70%成功なら
RANDBETWEEN(1,100) <= 70に変更)。
まとめ
Excelで確率を使ったシナリオ分析を行うには、RANDBETWEEN関数とIF関数やCHOOSE関数、IFS関数、LOOKUP関数を組み合わせるのが有効です。確率を自由に設定し、シミュレーションに応じた適切なデータを作成できます。
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