文字列に特定の接頭辞や接尾辞を追加したい
この記事では、Excelで文字列に特定の接頭辞や接尾辞を追加する方法を解説します。接頭辞や接尾辞を追加することで、例えば商品コードに「品番」や「番号」を付ける、またはファイル名に拡張子を追加するなど、さまざまな場面で役立ちます。複数の方法を紹介します。
CONCAT関数を使用して接頭辞や接尾辞を追加する
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 元の文字列 | 接頭辞追加 | 接尾辞追加 | 接頭辞と接尾辞の両方を追加 |
2 | 12345 | =CONCAT(“品番-“, A2) | =CONCAT(A2, “号”) | =CONCAT(“品番-“, A2, “号”) |
3 | 67890 | =CONCAT(“品番-“, A3) | =CONCAT(A3, “号”) | =CONCAT(“品番-“, A3, “号”) |
手順
- 元の文字列がA列に入力されていることを確認します。
- B列には接頭辞を追加したい場合、B2セルに=CONCAT(“品番-“, A2)と入力します。
- C列には接尾辞を追加したい場合、C2セルに=CONCAT(A2, “号”)と入力します。
- D列には接頭辞と接尾辞の両方を追加したい場合、D2セルに=CONCAT(“品番-“, A2, “号”)と入力します。
関数の役割
CONCAT関数は、複数の文字列を結合するために使用します。これにより、接頭辞や接尾辞を元の文字列に簡単に追加できます。
結果
A2セルに「12345」が入力されている場合、B2セルには品番-12345、C2セルには12345号、D2セルには品番-12345号が表示されます。
&(アンパサンド)演算子を使用して接頭辞や接尾辞を追加する
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 元の文字列 | 接頭辞追加 | 接尾辞追加 | 接頭辞と接尾辞の両方を追加 |
2 | ABC | =”Prefix-” & A2 | =A2 & “-Suffix” | =”Prefix-” & A2 & “-Suffix” |
3 | XYZ | =”Prefix-” & A3 | =A3 & “-Suffix” | =”Prefix-” & A3 & “-Suffix” |
手順
- 元の文字列がA列に入力されていることを確認します。
- B列には接頭辞を追加したい場合、B2セルに=”Prefix-” & A2と入力します。
- C列には接尾辞を追加したい場合、C2セルに=A2 & “-Suffix”と入力します。
- D列には接頭辞と接尾辞の両方を追加したい場合、D2セルに=”Prefix-” & A2 & “-Suffix”と入力します。
関数の役割
&(アンパサンド)演算子を使用して、複数の文字列を結合することができます。この方法でも、接頭辞や接尾辞を簡単に追加できます。
結果
A2セルに「ABC」が入力されている場合、B2セルにはPrefix-ABC、C2セルにはABC-Suffix、D2セルにはPrefix-ABC-Suffixが表示されます。
まとめ
Excelで文字列に接頭辞や接尾辞を追加するには、CONCAT関数や&演算子を使用する方法があります。どちらの方法でも簡単に文字列を結合できるため、用途に応じて使い分けましょう。