曜日に応じて自動で文字の色を変えるには? 3つの方法を紹介 | EXCELトピックス

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Excelの曜日について自動で色付けをするには?

Excelで「月、火、水、木、金、土、日」などの曜日を入力した際に、自動で色付けを行う方法を紹介します。特に、土曜日を青、日曜日を赤にし、それ以外の曜日はそのままにする設定を行います。

条件付き書式を使って曜日に色を付ける

Excelの「条件付き書式」機能を使用すると、特定の曜日に応じてセルの色を自動的に変更できます。

手順

  1. 対象のセル範囲を選択します。(例:A1:A100 など)
  2. Excelの「ホーム」タブを開き、「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックします。
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。■
  4. 土曜日用のルールを設定:
    • 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に以下を入力:
      =A1=”土”
    • 「書式」ボタンをクリックし、「フォント」タブで「色」で「」を選択します。
  5. 日曜日用のルールを設定:
    • 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に以下を入力:
      =A1=”日”
    • 「書式」ボタンをクリックし、「塗りつぶし」タブで「」を選択します。
  6. 「OK」を押して完了。
  7. 「ルールの管理」は以下のようになります。

結果

これにより、セルに「土」と入力すると青色に、「日」と入力すると赤色に自動で色が付きます。それ以外の曜日(「月」~「金」)には色は付かず、そのまま表示されます。

日付から曜日を取得し、自動で色を付ける方法

曜日を手入力せず、日付をもとに自動で取得しつつ色付けする方法もあります。

曜日を取得する方法

セルA1に日付が入力されている場合、B1に以下の関数を入力すると、その日付の曜日が「月」~「日」の形式で表示されます。

A B
1 日付 曜日
2 2025/2/1 =TEXT(A2,”aaa”)
3 2025/2/2 =TEXT(A3,”aaa”)

これにより、A2に「2025/2/1」と入力すると、B2には「土」、A3に「2025/2/2」と入力するとB3には「日」と表示されます。

曜日ごとの色付け

上記の「条件付き書式」と組み合わせて、以下の手順で自動的に色を付けることができます。

  1. 日付が入力されている列(例:A列)、曜日を表示する列(例:B列)を用意します。
  2. B列に =TEXT(A1,”aaa”) を入力し、曜日を自動表示させます。
  3. B列全体を選択し、上記の方法と同じように条件付き書式で以下のルールを設定します。
    • 土曜日のルール: =B1=”土”(青色に設定)
    • 日曜日のルール: =B1=”日”(赤色に設定)

結果

これにより、A列に日付を入力するだけで、B列に曜日が表示され、土曜日は青、日曜日は赤に自動で色付けされます。

A B
1 日付 曜日
2 2025/2/1
3 2025/2/2

まとめ

Excelで曜日に色を付ける方法は2通りあります。

  • 手入力された「土」「日」を条件付き書式で自動的に色付けする方法。
  • 日付から曜日を取得し、自動で曜日に色を付ける方法。

どちらの方法も用途に応じて活用できます。

使用した関数について

TEXT関数で日付などの数値を文字形式に変換する方法と曜日や和暦、分数などの表示方法についてわかりやすく解説
TEXT関数についてTEXTの概要セル内の指定文字の位置を求めるExcel関数=TEXT( 値 , 表示形式 )概要 値を指定した形式の文字で表示する この関数によって数値データは文字データに変換される 日付データであるシリアル値などが対象となる YEARやMONTHなどでも同様の結果を表示をすることができるが、TEX...