数値が偶数か奇数かを判定する方法
Excelを使って、指定されたセルの数値が偶数か奇数かを判定し、隣のセルに「偶数」または「奇数」と表示させる方法を解説します。この方法では、MOD関数を使う方法と、ISEVEN関数・ISODD関数を使う方法の2通りを紹介します。
例: 数値を判定して結果を表示
A列に判定したい数値を入力し、B列に判定結果(偶数または奇数)を表示します。
データ例
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 元のデータ | 判定結果 |
| 2 | 24 | =IF(MOD(A2,2)=0,”偶数”,”奇数”) |
| 3 | 15 | =IF(MOD(A3,2)=0,”偶数”,”奇数”) |
| 4 | 38 | =IF(MOD(A4,2)=0,”偶数”,”奇数”) |
MOD関数を使った数式の解説
- MOD(A2,2): セルA2の値を2で割った余りを計算します。
- IF: 条件が満たされた場合の結果(偶数)と、それ以外の場合の結果(奇数)を指定します。
- =IF(MOD(A2,2)=0,”偶数”,”奇数”): A2の値が偶数なら「偶数」、それ以外なら「奇数」と表示します。
ISEVEN・ISODD関数を使った方法
MOD関数を使う代わりに、ISEVEN関数やISODD関数を使って偶数・奇数の判定を行うこともできます。
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 元のデータ | 判定結果 |
| 2 | 24 | =IF(ISEVEN(A2),”偶数”,”奇数”) |
| 3 | 15 | =IF(ISODD(A3),”奇数”,”偶数”) |
| 4 | 38 | =IF(ISEVEN(A4),”偶数”,”奇数”) |
ISEVEN・ISODD関数の数式の解説
- ISEVEN(A2): セルA2の値が偶数かどうかを判定し、偶数ならTRUEを返します。
- ISODD(A3): セルA3の値が奇数かどうかを判定し、奇数ならTRUEを返します。
- IF: 判定結果に基づいて「偶数」または「奇数」を表示します。
結果
以下のように、A列の数値が偶数か奇数かを判定し、B列にその結果を表示します。
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 元のデータ | 判定結果 |
| 2 | 24 | 偶数 |
| 3 | 15 | 奇数 |
| 4 | 38 | 偶数 |
注意点
- MOD関数を使う場合、計算対象の値が整数であることを確認してください。小数の場合は正しい結果にならない可能性があります。
- ISEVEN関数やISODD関数は、数値のみを判定可能です。非数値データではエラーになります。
- 判定対象が整数である必要があります。小数や文字列は正しく判定されません。
まとめ
Excelでは、MOD関数を使用した方法とISEVEN関数・ISODD関数を使用した方法のどちらでも偶数・奇数の判定が可能です。状況に応じて使い分けることで、効率的にデータを処理できます。
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