合計値にフィルターを適用したい
この記事では、Excelで「合計値にフィルターを適用したい」という要件を満たす方法を解説します。フィルターを使ってデータを絞り込んだ際に、その条件に合致したデータの合計を求める場面で活用できます。例えば、特定の売上データや部門ごとの集計をしたい場合に便利です。
フィルターを適用する方法
EXCELの例
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 部門 | 売上 |
| 2 | 2023-01-01 | 営業 | 1000 |
| 3 | 2023-01-02 | 営業 | 1500 |
| 4 | 2023-01-03 | 総務 | 2000 |
| 5 | 2023-01-04 | 総務 | 2500 |
| 6 | 2023-01-05 | 営業 | 1800 |
上記のように、部門ごとに売上データが入力されている表を使って、特定の部門の売上データにフィルターを適用して合計を求めます。
フィルターの適用手順
- フィルターを適用したいデータ範囲を選択します(例: A1:C6)。
- リボンの「データ」タブに移動し、「フィルター」をクリックします。各列のヘッダーにフィルターアイコンが表示されます。
- フィルターアイコンをクリックして、絞り込みたい条件を選択します。たとえば、「部門」列(B列)で「営業」だけを表示したい場合、フィルターアイコンをクリックし、「営業」にチェックを入れてOKを押します。
- 選択された条件に合致する行だけが表示され、他の行は一時的に非表示になります。
注意点
- フィルターを解除する場合は、再度フィルターアイコンをクリックし、すべての条件を表示するように設定します。
- 複数の条件を同時に適用することも可能です。
SUBTOTAL関数を使用してフィルターを適用した合計を出す
EXCELの例
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 部門 | 売上 |
| 2 | 2023-01-01 | 営業 | 1000 |
| 3 | 2023-01-02 | 営業 | 1500 |
| 4 | 2023-01-03 | 総務 | 2000 |
| 5 | 2023-01-04 | 総務 | 2500 |
| 6 | 2023-01-05 | 営業 | 1800 |
| 7 | 合計 | =SUBTOTAL(9, C2:C6) | |
SUBTOTAL関数を使用することで、フィルターで絞り込んだ範囲のみの合計を計算できます。SUBTOTAL関数はフィルターがかかっているデータを自動的に判別し、表示されているデータのみを合計します。
たとえば、部門ごとにフィルターを適用し、「営業」のみ表示されている場合は、C2, C3, C6の合計のみが反映されます。
手順
- フィルターを適用し、合計を表示したいセルを選択します(例: C7)。
=SUBTOTAL(9, 範囲)と入力し、フィルター適用後に合計したい範囲を指定します(例:=SUBTOTAL(9, C2:C6))。- Enterキーを押して、フィルターが適用された状態での合計値が表示されることを確認します。
注意点
- SUBTOTAL関数の「9」は「合計」を表します。その他の関数を使用する場合は、異なる引数を使用できます(例: 平均は「1」)。
SUMIFS関数を使用して条件付き合計を出す
EXCELの例
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 部門 | 売上 |
| 2 | 2023-01-01 | 営業 | 1000 |
| 3 | 2023-01-02 | 営業 | 1500 |
| 4 | 2023-01-03 | 総務 | 2000 |
| 5 | 2023-01-04 | 総務 | 2500 |
| 6 | 2023-01-05 | 営業 | 1800 |
| 7 | 営業部門の合計 | =SUMIFS(C2:C6, B2:B6, “営業”) | |
SUMIFS関数は、特定の条件に基づいて合計を計算できます。上記の例では、「営業」部門のみの売上合計を求めています。SUMIFS関数を使用することで、複数の条件に基づいた合計を出すことも可能です。
結果として、「営業」部門の合計売上は1000 + 1500 + 1800 = 4300です。
手順
- 条件付きで合計したいセル(例: C7)を選択します。
=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲, 条件)と入力し、条件に合致する範囲を指定します(例:=SUMIFS(C2:C6, B2:B6, "営業"))。- Enterキーを押して結果を確認します。
注意点
- フィルターではなく条件を指定して合計を出すため、条件に合致したデータのみを合計します。
まとめ
- フィルターを適用した合計値を求めるには、
SUBTOTAL関数が最も推奨されます。 - 特定の条件に基づいて合計を求めたい場合には、
SUMIFS関数が便利です。 - フィルター自体の使い方は簡単であり、フィルターを適用して特定の条件下でデータを分析する際に活用できます。