特定の期間の日数を計算したい
この記事では、Excelで特定の期間の日数を計算する方法について解説します。開始日と終了日から経過日数を求める作業は、プロジェクト管理や日程調整など、多くの業務で役立ちます。ここでは、Excelで期間の日数を計算する複数の方法を紹介します。
日付が正しくされない場合はセルを選択し、「ホーム」タブの「数値」のメニューから「短い日付形式」を選択してください。
終了日から開始日を引いて日数を計算する
Excelでは、日付はシリアル値として扱われているため、終了日から開始日を引くことで経過日数を計算できます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 日数 | |
2 | 2024/01/01 | 2024/01/31 | =B2-A2 | |
3 | 2024/05/10 | 2024/05/20 | =B3-A3 |
手順
- 開始日をセルA2およびA3に入力します(例: 2024/01/01, 2024/05/10)。
- 終了日をセルB2およびB3に入力します(例: 2024/01/31, 2024/05/20)。
- セルC2に次の式を入力します:
=B2-A2 - セルC3に同様の式を入力します:
=B3-A3
関数の役割
この方法では、終了日(B列)から開始日(A列)を引くことで、期間の日数を直接計算します。
結果
セルA2の2024/01/01から2024/01/31までの期間は30、セルA3の2024/05/10から2024/05/20までの期間は10と表示されます。
DAYS関数を使用して期間の日数を計算する
DAYS関数を使用することで、開始日と終了日を指定して簡単に期間の日数を計算できます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 日数 | |
2 | 2024/01/01 | 2024/01/31 | =DAYS(B2, A2) | |
3 | 2024/05/10 | 2024/05/20 | =DAYS(B3, A3) |
手順
- 開始日をセルA2およびA3に入力します(例: 2024/01/01, 2024/05/10)。
- 終了日をセルB2およびB3に入力します(例: 2024/01/31, 2024/05/20)。
- セルC2に次のDAYS関数を入力します:
=DAYS(B2, A2) - セルC3にも同様の式を入力します:
=DAYS(B3, A3)
関数の役割
DAYS関数は、終了日と開始日を引数として取り、その間の日数を計算します。使い方は簡単で、日付の比較を行うときに便利です。
結果
セルA2の2024/01/01から2024/01/31までの期間は30、セルA3の2024/05/10から2024/05/20までの期間は10と表示されます。
NETWORKDAYS関数を使用して営業日数を計算する
NETWORKDAYS関数を使用すると、休日を除いた営業日数を計算することができます。プロジェクトのスケジュールやビジネスでの期間計算に役立ちます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 開始日 | 終了日 | 営業日数 | |
2 | 2024/01/01 | 2024/01/31 | =NETWORKDAYS(A2, B2) | |
3 | 2024/05/10 | 2024/05/20 | =NETWORKDAYS(A3, B3) |
手順
- 開始日をセルA2およびA3に入力します(例: 2024/01/01, 2024/05/10)。
- 終了日をセルB2およびB3に入力します(例: 2024/01/31, 2024/05/20)。
- セルC2に次のNETWORKDAYS関数を入力します:
=NETWORKDAYS(A2, B2) - セルC3にも同様の式を入力します:
=NETWORKDAYS(A3, B3)
関数の役割
NETWORKDAYS関数は、指定された期間内の営業日数を計算します。土日や休日を除外するため、ビジネスのスケジュール管理に適しています。
結果
セルA2の2024/01/01から2024/01/31までの営業日数は23、セルA3の2024/05/10から2024/05/20までの営業日数は7と表示されます。
まとめ
Excelで特定の期間の日数を計算する方法は、単純に日付を引き算する方法から、DAYS関数、営業日数を計算するNETWORKDAYS関数など、複数の方法があります。これらを活用して、スケジュール管理や期間計算を効率化しましょう。
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