日付データを年月・日ごとに分けたい
この記事では、Excelで日付データを年、月、日ごとに分ける方法を解説します。これにより、特定の年月や日単位でデータを集計・分析する際に役立ちます。複数の方法を紹介し、Excelの最新バージョンに準拠しています。
YEAR、MONTH、DAY関数を使用して日付を分割する
YEAR、MONTH、DAY関数を使って、日付から年、月、日を個別に抽出することができます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 年 | 月 | 日 |
2 | 2024/01/01 | =YEAR(A2) | =MONTH(A2) | =DAY(A2) |
3 | 2024/12/25 | =YEAR(A3) | =MONTH(A3) | =DAY(A3) |
手順
- セルA2およびA3に日付を入力します(例: 2024/01/01, 2024/12/25)。
- セルB2に次のYEAR関数を入力します:
=YEAR(A2) - セルC2にMONTH関数を入力します:
=MONTH(A2) - セルD2にDAY関数を入力します:
=DAY(A2) - セルB3〜D3にも同様の関数を入力します。
関数の役割
YEAR関数は、指定された日付の年を返します。MONTH関数は月を返し、DAY関数は日を返します。
結果
セルA2の2024/01/01は2024(年)、1(月)、1(日)、セルA3の2024/12/25は2024(年)、12(月)、25(日)と表示されます。
TEXT関数を使用して年、月、日を分割する
TEXT関数を使用することで、日付から年、月、日を文字列として取得することも可能です。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 日付 | 年 | 月 | 日 |
2 | 2024/01/01 | =TEXT(A2, “yyyy”) | =TEXT(A2, “mm”) | =TEXT(A2, “dd”) |
3 | 2024/12/25 | =TEXT(A3, “yyyy”) | =TEXT(A3, “mm”) | =TEXT(A3, “dd”) |
手順
- セルA2およびA3に日付を入力します(例: 2024/01/01, 2024/12/25)。
- セルB2に次のTEXT関数を入力します:
=TEXT(A2, “yyyy”) - セルC2にTEXT関数を入力します:
=TEXT(A2, “mm”) - セルD2にTEXT関数を入力します:
=TEXT(A2, “dd”) - セルB3〜D3にも同様の関数を入力します。
関数の役割
TEXT関数は、日付を指定された形式で文字列として表示します。ここでは、「yyyy」で年、「mm」で月、「dd」で日を表示します。
結果
セルA2の2024/01/01は2024(年)、01(月)、01(日)、セルA3の2024/12/25は2024(年)、12(月)、25(日)と表示されます。
まとめ
Excelでは、YEAR、MONTH、DAY関数やTEXT関数を使って、日付データを年、月、日ごとに分けることができます。データの集計や分析において、これらの関数を活用することで、日付情報を効率的に扱うことが可能です。