数値が正しい形式かどうか確認したい | エラー処理やデータの正確性 | EXCEL逆引きリファレンス

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数値が正しい形式かどうか確認したい

この記事では、Excelを使用してセル内の数値が正しい形式かどうかを確認する方法を解説します。数値が適切な形式で入力されているかどうかをチェックするためには、関数を利用する方法がいくつかあります。それぞれの方法について詳しく説明します。

ISNUMBER関数を使用して数値を確認する

A B C D
1 データ 数値確認
2 123 =ISNUMBER(A2)
3 ABC =ISNUMBER(A3)
4 456 =ISNUMBER(A4)

手順

  1. A列に数値や文字列などのデータを入力します。
  2. B列に、ISNUMBER関数を使用してA列の各セルが数値かどうかを確認する数式を入力します。例えば、B2には次の数式を入力します:
    =ISNUMBER(A2)
  3. 結果として、セルが数値であればTRUE、数値でなければFALSEが表示されます。

ISNUMBER関数の役割

ISNUMBER関数は、指定されたセルの内容が数値であるかどうかを確認し、数値であればTRUE、そうでなければFALSEを返します。

結果

例えば、A2には「123」という数値が入力されているため、TRUEが返されます。一方、A3には「ABC」という文字列が入力されているため、FALSEが返されます。

IF関数とISNUMBER関数を組み合わせて数値の確認結果をカスタマイズする

A B C D
1 データ 数値かどうか
2 123 =IF(ISNUMBER(A2), “数値”, “数値ではない”)
3 ABC =IF(ISNUMBER(A3), “数値”, “数値ではない”)
4 456 =IF(ISNUMBER(A4), “数値”, “数値ではない”)

手順

  1. A列にデータを入力します。
  2. B列に、IF関数ISNUMBER関数を組み合わせて、A列のセルが数値かどうかを確認する数式を入力します。例えば、B2には次の数式を入力します:
    =IF(ISNUMBER(A2), “数値”, “数値ではない”)
  3. 結果として、セルが数値の場合「数値」、そうでない場合は「数値ではない」と表示されます。

関数の役割

IF関数は、条件を満たす場合に指定の結果を表示し、満たさない場合には別の結果を表示するための関数です。ここでは、ISNUMBER関数でセルが数値かどうかを確認し、その結果に応じて「数値」または「数値ではない」と表示します。

結果

例えば、A2には数値が入力されているため、B2には「数値」と表示されます。一方、A3には文字列が入力されているため、B3には「数値ではない」と表示されます。

ISTEXT関数を使用してテキストかどうかを確認する

A B C D
1 データ テキスト確認
2 123 =ISTEXT(A2)
3 ABC =ISTEXT(A3)
4 456 =ISTEXT(A4)

手順

  1. A列に数値や文字列を入力します。
  2. B列に、ISTEXT関数を使用して、A列の各セルがテキストかどうかを確認する数式を入力します。例えば、B2には次の数式を入力します:
    =ISTEXT(A2)
  3. 結果として、セルがテキストであればTRUE、テキストでなければFALSEが表示されます。

ISTEXT関数の役割

ISTEXT関数は、指定されたセルの内容がテキストであるかどうかを確認し、テキストであればTRUE、そうでなければFALSEを返します。

結果

例えば、A3には「ABC」というテキストが入力されているため、TRUEが返されます。一方、A2には「123」という数値が入力されているため、FALSEが返されます。

まとめ

Excelで数値が正しい形式かどうかを確認するためには、ISNUMBER関数、IF関数との組み合わせ、ISTEXT関数などを使用することができます。これらの関数を適切に使い分けることで、データの正確性を確認し、エラーを防ぐことが可能です。