計算結果が#N/Aとなったセルを空白に置き換えて表示したい
Excelで数式を使用していると、計算結果が「#N/A」などのエラーになることがあります。特に、参照しているデータが見つからない場合や無効な計算が行われた場合に「#N/A」エラーが表示されることがあります。このエラーを空白に置き換えて表示する方法を解説します。
- #N/Aは、Not Available 「不可」という意味です。
方法1: IFERROR関数を使用する
Excelにはエラーが発生した場合に、エラーを空白(または別の値)に置き換えるためのIFERROR関数があります。この関数を使用すると、エラーが発生した場合に指定した値を表示させることができます。
関数の構文
=IFERROR(式, 値)
この構文では、最初に計算式(式)が実行され、エラーが発生した場合は、代わりに指定した「値」が表示されます。ここで「値」として空白を指定することで、エラーを空白として表示できます。
使用例
以下の表のように、セルB1の値をセルA1で割る計算を行った場合、A1:A3に6がありませんから「#N/A」エラーが発生します。
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 0 | =VLOOKUP(6, A1:A3, 1, FALSE) |
| 2 | 4 | =IFERROR(VLOOKUP(6, A1:A3, 1, FALSE),””) |
| 3 | 5 |
手順
- エラーが発生する可能性のある計算式に対してIFERROR関数を使用します。
- セルB1に次のように入力します:=IFERROR(VLOOKUP(6, A1:A10, 1, FALSE), “”)
- エラーが発生した場合は、代わりに空白(””)が表示されます。
結果
セルB1には「#N/A」エラーの代わりに空白が表示され、エラーを目立たなくすることができます。
まとめ
Excelで「#N/A」などのエラーを空白に置き換えて表示する方法は、IFERROR関数やを使うことで簡単に実現できます。エラーが発生する状況を把握し、適切な関数を選んで処理を行うことで、見た目がスッキリとし、データの読みやすさが向上します。
使用した関数について

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