時間の平均を取得したい
この記事では、Excelを使用して時間の平均を計算する方法について解説します。例えば、4:30と4:00の平均を求めた場合、その結果は4:15になります。時間の平均を計算するには、単純に時間を加算して平均を求めるだけではなく、Excelの時間の形式に適した方法を使用する必要があります。
時間の平均を求める方法
Excelでは、時間の平均を求めるには通常の平均計算と同様にAVERAGE
関数を使用します。ただし、時間形式のデータの場合は、セルに入力された時間が「24時間制」として正しく認識されていることが重要です。
時間の平均を求める手順
例えば、セルA1に「4:30」、セルA2に「4:00」という時間が入力されている場合、以下のように平均を求めることができます。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | 4:30 | =AVERAGE(A1:A2) | ||
2 | 4:00 |
手順
- 時間が入力されたセル(A1やA2)を確認します。時間は「4:30」のように「h:mm」の形式で入力されている必要があります。
- 時間の平均を求めたいセル(B1など)に、=AVERAGE(A1:A2) と入力します。
- Enterキーを押すと、セルB1に平均時間(「4:15」)が表示されます。
結果
この計算により、セルB1に「4:15」という平均時間が表示されます。
注意点
時間の平均を求める場合、計算結果を正しく表示するために、結果が「時間」としてフォーマットされていることを確認してください。もし結果が正しく表示されない場合、セルのフォーマットを「時間(h:mm)」に設定する必要があります。
正しく計算されないときは文字列として入力されていないかを確認してください。
時間のフォーマット設定
- セルB1を選択します。
- 右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
- 「表示形式」タブで「時間」を選び、適切な時間の形式(例えば「h:mm」)を選択します。
- OKをクリックして、時間が正しく表示されるようにします。
まとめ
時間の平均を計算するには、AVERAGE関数を使用するだけで簡単に求めることができます。時間を正しく入力し、セルのフォーマットを適切に設定することで、時間の平均が正しく表示されます。
使用した関数について

AVERAGE関数で平均値を求める方法と0除算エラー(#DIV/0!)の無視や結果の四捨五入についてわかりやすく解説
AVERAGE関数についてAVERAGEの概要平均値を求めるExcel関数/数学=AVERAGE( 数値 ,,, )概要 平均値を求める 数値にはA1:A20のように範囲を指定することもできます。 複数の範囲、複数のセルを指定することもでき、=AVERAGE(A1:B2,C3,C5:D10)などとします。 数値以外は無...