200 OKについて
200 OKの概要
リクエスト成功HTTPステータスコード | ||
200 OK 概要 200 OKは、クライアントのリクエストが正常に処理され、サーバーが成功を示すレスポンスを返したことを示すHTTPステータスコードです。このコードは、GETリクエストでリソースを取得する場合や、POSTリクエストが正常に処理された場合など、幅広いシナリオで使用されます。 |
||
意味 クライアントのリクエストが正常に処理され、サーバーは要求されたリソースまたは情報を返しました。 |
200 OKはどのような時に返されるか
- GETリクエストが正常に処理され、要求されたリソースが返された場合
- POSTリクエストが成功し、サーバーが結果を返す場合
- APIでリクエストが成功し、期待されるデータがレスポンスに含まれる場合
200 OKの具体例
GETリクエストの成功
GET /index.html HTTP/1.1 Host: example.com
レスポンス例:
HTTP/1.1 200 OK Content-Type: text/html; charset=UTF-8 <html> <head><title>Example</title></head> <body><p>Hello, world!</p></body> </html>
解説: クライアントがGETリクエストで特定のリソース(例: index.html
)を要求し、サーバーが正常に処理してリソースの内容を返した場合です。
APIリクエストの成功
GET /api/user/123 HTTP/1.1 Host: example.com
レスポンス例:
HTTP/1.1 200 OK Content-Type: application/json { "id": 123, "name": "John Doe", "email": "john.doe@example.com" }
解説: クライアントがAPIエンドポイントにリクエストを送り、サーバーがリクエストを正しく処理してJSON形式のデータを返した場合です。
注意点
200 OKを返す際の注意点:
- 意味のあるレスポンスを返す
200 OKはリクエストが成功したことを示しますが、レスポンス内容が期待されるものでなければクライアントの混乱を招きます。 - リソースの存在を明確に
リソースが正常に処理された場合にのみ200を返し、処理が不完全な場合には適切なエラーコードを使用します。
関連するHTTPステータスコードとの比較
200 OKと関連性のあるステータスコードについて解説します。
- 201 Created: リクエストが成功し、新しいリソースが作成された場合に使用されるコード
- 204 No Content: リクエストが成功したが、レスポンスボディが空の場合に使用されるコード
これらの違いを理解することで、適切な用途で200ステータスコードを利用できます。