種類別 | 所在地別[全国国宝マップ] | |
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ここでは、滋賀県の石山寺の国宝を紹介します。石山寺は多くの古典文学作品に登場します。
※いずれの国宝も必ずしも公開されているわけではありません。
滋賀県の国宝マップ
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国宝 | 名跡 | 名城 | 施設 | 観光地 |
滋賀県 石山寺の国宝
石山寺
| Wikipedia | 公式 |大津市石山寺1-1-1 ( 地図 ) | |
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国宝建築 石山寺本堂 | |
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国宝建築 石山寺多宝塔 | |
釈摩訶衍論 | |
淳祐内供筆聖教(薫聖教) | |
延暦交替式 | |
史記巻第九十六、九十七残巻 | |
春秋経伝集解 巻第廿六残巻 | |
春秋経伝集解 巻第廿九残巻 | |
漢書 高帝紀下、列伝第四残巻 | |
玉篇 巻第廿七(後半) | |
越中国官倉納穀交替記残巻 | |
周防国玖珂郡玖珂郷延喜八年戸籍残巻 | 国郡文書 |
古典文学と石山寺
平安時代において、女官のあいだで石山詣が盛んとなった。当時の女官(多くは貴族子女の教師)を務めた清少納言らが書き残している。
枕草子(清少納言) 百九十七段
寺は壺坂。笠置。法輪。霊山は、釈迦仏の御すみかなるが、あはれなるなり。石山。粉河。志賀。
蜻蛉日記(藤原道綱母) 石山詣で
「もしさらずば光だいのみこたちがならむ方こそともあれかくもあれ、唯いと怪しきを入る日を見るやうにてのみやはおはしますべき。こゝかしこに詣でなどもし給へかし」など唯この頃はことごとなく明くればいひ暮るれば歎きて、さらにいと暑き程なりともげにさいひてのみやはと思ひ立ちて、石山に十日ばかりと思ひ立つ。
和泉式部日記
かかるほどに八月にもなりぬれば、つれづれもなぐさめむとて、石山にまうでて、七日ばかりもあらむとてまうでぬ。
宮、久しうもなりぬるかな、とおぼして、御文つかはすに、童「ひと日まかりてさぶらひしかば、石山になむ、このごろおはしますなる」と申さすれば、「さは、今日は暮れぬ。つとめて、まかれ」とて、御文書かせ給ひて、たまはせて、石山に行きたれば、仏の御前にはあらで、古里のみ恋しくて、かかる歩きもひきかへたる身のありさまと思ふに、いともの悲しうて、まめやかに仏を念じたてまつるほどに、高欄の下の方に、人のけはひのすれば、あやしくて、見下ろしたれば、この童なり。