コメント | 書き方と注意点 | Python本格超入門

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コメント

プログラムを読みやすくし、後からのメンテナンスを容易にするために、コメントを使うことが重要です。コメントは、Pythonのインタプリタによって無視されるため、プログラムの動作には影響を与えませんが、プログラマーやチームメンバーに対してコードの意図や機能を説明するために使われます。この章では、Pythonのコメントの書き方と、その効果的な使い方について解説します。

コメントの基本的な使い方

Pythonでは、コメントを#で始めます。この記号の後に続く内容は、その行が終わるまで無視されます。以下は基本的なコメントの例です。


# これはコメントです
x = 10  # 変数xに10を代入
print(x)  # xの値を出力
    

上記の例では、#の後に記載されたテキストは全てコメントとして扱われ、プログラムの実行には影響しません。

複数行コメント

複数行にわたるコメントを記述する場合、各行の先頭に#をつける必要があります。また、長いコメントには'''または"""を使うこともできますが、これは通常ドキュメンテーション文字列(docstring)として使用されます。以下はその例です。


# これは複数行のコメントです
# 各行に#をつけることでコメントを作成できます

"""
このように、ダブルクォート3つを使って
複数行にわたるコメントを作成することも可能です。
通常、これは関数やクラスのドキュメントを記述するために使います。
"""
    

コメントのベストプラクティス

コメントを効果的に使うためのベストプラクティスについて紹介します。

  • 明確で簡潔なコメントを心がける: コードが何をしているかを簡潔に説明するために、コメントを使います。コメントが冗長すぎると、コードを理解するのがかえって難しくなることがあります。
  • コメントはコードの修正に合わせる: コードを変更した場合、コメントもそれに応じて更新しましょう。古いコメントは、誤解を招く可能性があります。
  • コード自体がわかりやすい場合、コメントを多用しない: Pythonでは、シンプルで読みやすいコードを書くことが奨励されています。コメントは必要な場合のみ使い、過剰なコメントは避けましょう。
  • 関数やクラスにはドキュメンテーション文字列を使う: 関数やクラスの説明には、'''"""で囲まれたドキュメンテーション文字列を使うことで、コードを明確にし、APIドキュメントなどで活用できます。

関数やクラスにおけるコメント(ドキュメンテーション文字列)

Pythonでは、関数やクラスの説明として、'''または"""で囲んだドキュメンテーション文字列(docstring)を使うことが一般的です。このコメントは、help()関数などを使って、外部からも確認できる形で残せるため、特に複雑な関数やクラスに対して有効です。


def add_numbers(a, b):
    """
    この関数は2つの数を加算します。
    引数:
      a (int): 加算する最初の数
      b (int): 加算する2番目の数
    戻り値:
      int: aとbの合計
    """
    return a + b
    

上記の関数では、関数の役割や引数、戻り値について説明するドキュメンテーション文字列が含まれています。

まとめ

Pythonでは、コメントを使ってコードを理解しやすくすることが非常に重要です。コメントはコードの動作には影響しませんが、プログラマー同士のコミュニケーションや後々のメンテナンスに大きく貢献します。適切なコメントを使い、読みやすく保守性の高いコードを書くよう心がけましょう。