繰り返し処理(for文、while文)
この記事では、Pythonの繰り返し処理であるfor文とwhile文について、JavaScriptプログラマ向けに解説します。PythonとJavaScriptは、繰り返し処理においても共通点がありますが、構文や使用方法に違いがあります。これらの違いを理解することで、効率的なPythonコードの書き方を学びましょう。
Pythonのfor文
Pythonでは、for文はシーケンス(リスト、タプル、文字列など)の要素を1つずつ反復処理するために使われます。JavaScriptのfor...of文と似た構文です。
Pythonのfor文の例
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
for fruit in fruits:
print(fruit)
この例では、リストfruits内の各要素が順番にfruitに代入され、print()関数で出力されます。Pythonのfor文はシンプルで可読性が高い構文です。
JavaScriptのfor…of文の例
let fruits = ["apple", "banana", "cherry"];
for (let fruit of fruits) {
console.log(fruit);
}
JavaScriptでも、for...of文を使って同様にリストの要素を反復処理できます。構文が似ているため、Pythonのfor文も直感的に理解できるでしょう。
Pythonのrange関数を使ったfor文
Pythonでは、数値の範囲を指定して繰り返し処理を行う場合、range()関数を使います。これは、JavaScriptのforループに似ていますが、range()関数がPython独自の特徴です。
Pythonのrange関数を使ったfor文の例
for i in range(5):
print(i)
この例では、range(5)は0から4までの整数を生成し、iに代入して繰り返し処理が行われます。Pythonではrange()がよく使用されます。
JavaScriptのfor文の例(数値範囲の指定)
for (let i = 0; i < 5; i++) {
console.log(i);
}
JavaScriptのfor文では、開始値、条件、増分を明示的に指定して繰り返し処理を行います。Pythonのrange()関数はこれをシンプルにしています。
Pythonのwhile文
Pythonのwhile文は、条件がTrueである間、繰り返し処理を行います。これはJavaScriptのwhile文と同じ動作です。
Pythonのwhile文の例
i = 0
while i < 5:
print(i)
i += 1
このコードでは、変数iが5未満である限りループが続きます。各ループごとにiが1ずつ増加し、print()関数で出力されます。
JavaScriptのwhile文の例
let i = 0;
while (i < 5) {
console.log(i);
i++;
}
JavaScriptのwhile文でも同様に、iが5未満の間、ループが繰り返されます。PythonとJavaScriptのwhile文の動作はほぼ同じです。
break文とcontinue文
PythonとJavaScriptの両方で、break文とcontinue文を使ってループの制御が可能です。break文はループを終了し、continue文は残りの処理をスキップして次の反復に移ります。
Pythonのbreak文とcontinue文の例
for i in range(10):
if i == 5:
break
print(i)
この例では、iが5になった時点でループが終了します。
JavaScriptのbreak文とcontinue文の例
for (let i = 0; i < 10; i++) {
if (i === 5) {
break;
}
console.log(i);
}
JavaScriptでも、同様にbreak文を使ってループを終了できます。
PythonとJavaScriptの繰り返し処理の比較
以下の表で、PythonとJavaScriptの繰り返し処理を比較します。
| 特徴 | Python | JavaScript |
|---|---|---|
| for文 | シーケンスの要素を繰り返す | for…ofまたはインデックス指定 |
| range関数 | 数値範囲を生成するrange()関数を使用 |
開始値、条件、増分を指定する |
| while文 | 条件がTrueの間ループする |
条件がtrueの間ループする |
ステップバイステップで繰り返し処理を理解する
- Pythonでリストやタプルの要素を
for文で反復処理します。 range()関数を使った数値範囲の処理を試してみます。while文を使い、条件に基づいたループ処理を実装します。
まとめ
この記事では、Pythonの繰り返し処理であるfor文とwhile文について、JavaScriptとの違いを中心に解説しました。Pythonはシンプルな構文を持ち、特にrange()関数による数値範囲の生成が便利です。これらの違いを理解し、Pythonの繰り返し処理に慣れていきましょう。