CSSのfont-optical-sizingでフォントサイズに応じた文字の形状を調整する方法をわかりやすく解説

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font-optical-sizingプロパティは、フォントの大きさに応じてグリフの形状を自動的に調整する機能を制御します。小さいサイズの文字では細かい部分が太くなり、大きいサイズの文字では精細さが強調されるように最適化されます。ほとんど使用されることはありません。

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font-optical-sizingの値とその効果の一覧

  • auto: フォントに応じて自動的にサイズに合わせた調整を行います。
  • none: サイズに関わらず、フォントに含まれる調整を無効にします。

注意点と関連情報

このプロパティは、すべてのフォントでサポートされているわけではありません。特に、オプティカルサイズの機能を持つフォントでのみ効果が発揮されます。サポートされていないフォントでは、プロパティを設定しても見た目に変化はありません。

font-optical-sizingプロパティが効かない時の原因と対策

フォントがオプティカルサイズをサポートしていない

font-optical-sizingプロパティは、OpenTypeフォントで提供される「オプティカルサイズ」(文字サイズに応じたフォントの最適化)を制御しますが、フォント自体がオプティカルサイズをサポートしていない場合、このプロパティは効果を発揮しません。
対策: 使用しているフォントがオプティカルサイズをサポートしているか確認しましょう。OpenTypeフォントで、この機能に対応しているものを選ぶことが重要です。サポートされていないフォントでは、効果が期待できません。

font-feature-settingsとの競合

font-optical-sizingプロパティは、OpenTypeのフォント機能を制御しますが、font-feature-settingsプロパティが指定されている場合、これがオプティカルサイズの効果に干渉することがあります。
対策: font-feature-settingsプロパティがfont-optical-sizingと競合していないか確認し、必要に応じて調整します。特に、font-feature-settingsがオプティカルサイズの制御に影響を与える設定になっていないか確認します。

フォントが正しく読み込まれていない

Webフォントやカスタムフォントが正しく読み込まれていない場合、オプティカルサイズの機能も無効になります。フォントが正しく適用されていないと、font-optical-sizingも効果を発揮しません。
対策: フォントファイルの読み込みに問題がないか確認し、ファイルパスや形式

共通するCSSコード

.css-sample-container {
  padding: 20px;
  border: 1px solid #ccc;
  margin-bottom: 20px;
  width: 300px;
  background-color: #f9f9f9;
  text-align: center;
}

.css-sample-text {
  font-family: 'Times New Roman', serif;
  font-size: 48px;
}

font-optical-sizing: auto

この設定では、フォントのサイズに応じて自動的にグリフが最適化されます。

HTMLコード

<div class="css-sample-container">
  <p class="css-sample-text css-sample-optical-auto">Sample Text</p>
</div>

CSSコード

.css-sample-optical-auto {
  font-optical-sizing: auto;
}

表示結果

Sample Text

font-optical-sizing: none

この設定では、サイズにかかわらずフォントの調整を無効にします。

HTMLコード

<div class="css-sample-container">
  <p class="css-sample-text css-sample-optical-none">Sample Text</p>
</div>

CSSコード

.css-sample-optical-none {
  font-optical-sizing: none;
}

表示結果

Sample Text

まとめ

  • font-optical-sizingは、フォントサイズに応じたグリフの最適化を制御するプロパティです。
  • autoはフォントに最適な調整を自動的に行い、noneはそれを無効にします。
  • このプロパティは、特定のフォントにのみ効果があり、全てのフォントで機能するわけではありません。
  • フォントの見た目に微妙な違いが生じるため、細かいデザイン調整が求められる場面で使用されます。