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はじめに
WordPressの人気プラグイン「Contact Form 7」を使用していると、問い合わせフォームにスパムメールが届くことがあります。特にフォームを公開してからしばらく経つと、迷惑メールが増加する傾向にあります。
この問題を解決するために、Google reCAPTCHAとAkismetを活用するのが効果的です。本記事では、APIキーやシークレットキーの取得手順を含め、それぞれの設定方法を詳しく解説し、併用するメリットについても説明します。
Google reCAPTCHAの設定手順
APIキーとシークレットキーの取得
Google reCAPTCHAを使用するためには、まずAPIキー(サイトキー)とシークレットキーを取得する必要があります。以下の手順で取得してください。
- Google reCAPTCHA公式サイトにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
- 右上の「v3 Admin Console」ボタンをクリックし、管理画面に移動します。
- 「+ Create(作成)」ボタンをクリック(未設定の場合はボタンはありません)し、以下の情報を入力します:
- ラベル: 任意の名前を設定(例: 「My Website reCAPTCHA」)。この名前は管理用で、後から変更可能です。
- reCAPTCHAのタイプ:
- v2:「私はロボットではありません」のチェックボックス形式。
- v3:スコア制御(行動パターンなどで判断)で非表示形式。V3はユーザーの負担が軽く済みます。
- ドメイン: 使用するサイトのドメインを入力(例:
example.com)。複数のドメインを登録することも可能です。 - 「reCAPTCHA利用規約」にチェックを入れ、「送信」をクリックします。
- 以下のような画面に入力することになります。

- 登録完了後、表示される「サイトキー」と「シークレットキー」をコピーします。(ウィンドウはWordPressの設定が終わるまで閉じないでください。)

最大 10,000 件/月まで料金なしで評価について
- Google reCAPTCHAの無料枠(10,000件/月)は、多くの中小規模のWebサイトで十分な範囲をカバーしており、通常は心配する必要はありません。また、無料枠を超えた場合でも、Google Cloudにクレジットカードを登録していなければ課金は行われません。
- さらに、Google Cloudでは使用状況を管理できる機能があり、無料枠の超過が近づくと通知を受け取ることができます。そのため、通常の使用範囲であれば、安心してGoogle reCAPTCHAを利用できます。
WordPressでの設定
- WordPress管理画面の「Contact Form 7(お問合せ)」>「Integration(インテグレーション)」に移動します。
- 「reCAPTCHA」の設定をクリックします。
- 先ほど取得した「サイトキー」と「シークレットキー」を入力し、「保存」をクリックします。

これでGoogle reCAPTCHAがContact Form 7のフォームに適用され、スパム対策が有効になります。
Akismetの設定手順
APIキーの取得
Akismetを使用するためには、APIキーを取得する必要があります。以下の手順を実行してください。
- WordPressのプラグイン一覧から「Akismet Anti-Spam」をインストールして有効化します。
- 設定から「Akismet アンチスパム」画面に移動し、「Choose an Akismet plan」ボタンをクリックします。
- Akismetの公式サイトに移動し、プランを選択します。
- 無料プランを利用する場合は、スライダーを左端に移動して0円に設定し、チェックボックスをチェックし、「Continue with personal subscription」をクリックします。

- 次に、郵便番号(Postal code)、組織名(Organization)などを登録し、「Continue to payment」をクリックします。
- 「APIキーを取得」をクリックし、表示されたAPIキーをコピーします。
WordPressでの設定
- 「Akismet設定」画面に戻り、「手動でAPIキーを入力」をクリックし、取得したAPIキーを入力します。
- 「APIキーを使って接続する」ボタンをクリックして設定を保存します。
これでAkismetが有効化され、スパム判定が自動的に行われるようになります。Contact Form 7の設定は自動で行われます。
Google reCAPTCHAとAkismetを併用するメリット
Google reCAPTCHAとAkismetを併用することで、以下のようなメリットがあります:
- 二重のチェック機能: reCAPTCHAがボットによる送信を防ぎ、Akismetが手動で送信される迷惑メールをフィルタリングします。
- 高精度なスパム対策: ボットと手動の両方をカバーするため、スパムメールがフォームを通過する可能性を大幅に低減します。
- 柔軟な運用: スパムの状況に応じて、reCAPTCHAのスコアやAkismetのフィルタリングを調整できます。
これらを適切に設定することで、問い合わせフォームのセキュリティが向上し、正当なメッセージのみを受け取る環境を整えることができます。