不等演算子と大小比較 | 比較演算子 | JavaScript 超完全入門 基本から発展までのすべて

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不等演算子とは?

不等演算子(!=!==)は、2つの値が等しくないかどうかを比較するために使用されます。等価演算子と同様に、!=型変換を行う演算子であり、!==型変換を行わない厳密な不等演算子です。

console.log(5 != '5');   // false
console.log(5 !== '5');  // true

この例では、!=は型変換を行うため、5 != '5'falseとなります。一方、!==は型が異なるため、5 !== '5'trueとなります。

大小比較演算子

大小比較演算子は、数値や文字列などを比較し、大小関係を判定します。これには、次の4つの演算子があります。

演算子 説明
< 左辺が右辺より小さい場合にtrueを返す 5 < 10true
<= 左辺が右辺以下の場合にtrueを返す 5 <= 5true
> 左辺が右辺より大きい場合にtrueを返す 10 > 5true
>= 左辺が右辺以上の場合にtrueを返す 10 >= 10true

不等演算子と大小比較の例

次に、これらの演算子を使った具体的な比較の例を見てみましょう。

let a = 5;
let b = 10;

console.log(a != b);     // true
console.log(a !== b);    // true

console.log(a < b);      // true
console.log(b > a);      // true
console.log(a <= 5);     // true
console.log(b >= 5);     // true

この例では、不等演算子と大小比較演算子を使って、abの大小関係を確認しています。

文字列の比較

JavaScriptでは、文字列も大小比較が可能です。文字列の比較は、辞書順(Unicodeコードポイントの順序)に基づいて行われます。

console.log('apple' < 'banana');  // true
console.log('cat' > 'car');       // true

この例では、文字列'apple''banana'が比較されています。辞書順において'apple''banana'よりも前に来るため、'apple' < 'banana'trueとなります。また、文字列'cat''car'よりも辞書順で後にあるため、'cat' > 'car'trueとなります。

数値と文字列の比較

数値と文字列を比較する際、JavaScriptは文字列を数値に変換して比較します。次の例で確認してみましょう。

console.log('10' > 5);   // true
console.log('10' < 20);  // true

この例では、文字列'10'は数値に変換されてから比較されます。したがって、'10' > 5trueとなります。

不等演算子と大小比較の動作を表でまとめる

以下に、不等演算子および大小比較演算子の主な動作をまとめました。

結果 説明
5 != '5' false 型変換が行われて比較されるため、等しい
5 !== '5' true 型が異なるため不等と判断される
5 < 10 true 5は10より小さい
'apple' > 'banana' false 辞書順でappleはbananaより前

プログラムの解説

<script>
// 不等演算子
let x = 5;
let y = 10;

console.log(x != y);     // true
console.log(x !== y);    // true

// 大小比較
console.log(x < y);      // true
console.log(y > x);      // true

// 文字列の比較
console.log('apple' < 'banana'); // true
console.log('cat' > 'car');      // true

// 数値と文字列の比較
console.log('10' > 5);   // true
</script>

このプログラムでは、さまざまな比較演算を実行し、その結果をコンソールに出力しています。特に、型変換が行われるケースや文字列の比較にも注目してください。

まとめ

JavaScriptでは、不等演算子(!=!==)や大小比較演算子(<<=>>=)を使って、数値や文字列の比較を行います。!=は型変換を行い、!==は厳密な比較を行います。また、文字列の比較は辞書順で行われ、数値と文字列を比較する場合は文字列が数値に変換されます。