このプログラムでは、toExponential()
メソッドを使用して、指定した数値を小数点以下の桁数を指定して指数表記に変換します。
数値を指数表記に変換するプログラム
以下のコードでは、数値123456
を小数点以下2桁で指数表記に変換し、その結果を表示しています。
HTMLとJavaScriptコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>数値を指数表記に変換する方法</title>
<script>
window.onload = function() {
// 数値を指数表記に変換する関数
function convertToExponential(num, fractionDigits) {
return num.toExponential(fractionDigits); // 指定された桁数で指数表記に変換
}
// テスト用の数値
const number = 123456;
// 小数点以下2桁で指数表記に変換
const exponentialValue = convertToExponential(number, 2);
// 結果をHTMLに表示
document.getElementById('exponentialValue').textContent = `${number} を指数表記に変換: ${exponentialValue}`;
}
</script>
</head>
<body>
<h1>数値を指数表記に変換する方法</h1>
<div id="exponentialValue"></div>
</body>
</html>
プログラムの解説
このプログラムでは、toExponential()
メソッドを使用して数値を指数表記に変換しています。指数表記は、大きな数や小さな数を見やすく表現する方法で、数値を m × 10^n
という形式に変換します。
以下はtoExponential()
メソッドの注意点です。
toExponential()
は結果を文字列として返します。数値として再利用する場合はparseFloat()
を使用します。- 引数には小数点以下の桁数を指定します。省略するとデフォルトの桁数で変換されます。
- 負の数や0に対しても使用可能です。例:
(-1234).toExponential()
。 - 桁数を非常に大きく指定すると精度が損なわれる可能性があります。
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