elseとは?
elseは、JavaScriptにおける条件分岐の一部であり、ifまたはelse ifの条件がfalseだった場合に実行されるコードブロックを指定します。つまり、ifやelse ifが満たされなかった場合に最後の「フォールバック」として処理を行います。
elseの基本構造
elseは、if文やelse if文の最後に使用します。条件を指定せず、他のすべての条件がfalseだった場合に処理が実行されます。次に、elseの基本的な使い方を示します。
let age = 16;
if (age >= 18) {
console.log("成人です");
} else {
console.log("未成年です");
}
この例では、ageが18未満であるため、elseのブロックが実行され、「未成年です」というメッセージが表示されます。
elseを使った複数条件の処理
elseを使うと、ifやelse ifで条件が満たされなかった場合に、すべてのケースに対してデフォルトの処理を行うことができます。次に、else ifとelseを組み合わせた例を見てみましょう。
let score = 45;
if (score >= 90) {
console.log("優秀です");
} else if (score >= 60) {
console.log("合格です");
} else {
console.log("不合格です");
}
この例では、scoreが60未満の場合にelseが実行され、「不合格です」と表示されます。elseは、他の条件に該当しない場合のデフォルト処理を指定するために便利です。
ネストされたelseの使用例
条件が複雑な場合には、ifやelse ifだけでなく、elseをネストして使用することができます。次に、ネストされたelseの使用例を示します。
let age = 20;
let hasID = false;
if (age >= 18) {
if (hasID) {
console.log("入場が許可されます");
} else {
console.log("IDが必要です");
}
} else {
console.log("年齢制限に達していません");
}
この例では、年齢が18歳以上であるかを確認し、その後IDの有無に基づいて異なるメッセージを表示しています。年齢が18歳未満の場合にはelseが実行され、「年齢制限に達していません」というメッセージが表示されます。
elseの使い方における注意点
elseを使用する際は、コードの可読性を考慮することが重要です。elseを多用しすぎると、コードが複雑になり、理解しにくくなる場合があります。また、場合によってはelseを使わず、if文だけで明示的に条件を処理する方がわかりやすい場合もあります。
elseを使わない場合の例
次に、elseを使わずに複数のif文で処理を行う例を示します。この場合、各if文は個別に評価され、それぞれの条件に応じて実行されます。
let temperature = 35;
if (temperature > 30) {
console.log("今日は暑いです");
}
if (temperature < 10) {
console.log("今日は寒いです");
}
この例では、気温が30度以上であれば「今日は暑いです」、10度未満であれば「今日は寒いです」と表示されますが、両方のif文が個別に評価されます。elseを使わないことで、条件が独立して評価される状況を作り出しています。
まとめ
JavaScriptのelse文は、条件分岐において他のすべての条件がfalseだった場合に実行されるデフォルト処理を指定するために非常に有用です。elseを使うことで、予期しない場合にも対応できる柔軟な処理を実装できますが、適切な使い方を心がけ、コードの可読性を保つことが重要です。