短歌

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日本の古典

枕詞 「くさまくら」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から77首!

「くさまくら」の歌 「くさまくら」は旅、度、結ふ、夕、結ぶ、露などにかかる枕詞。「草枕」と書く。 草で枕を結び作って、野宿することを草枕という。旅そのものを草枕ともいう。 「くさまくら」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 49 1 4 3 2 2 0 8 8 1.1 0.1 0....
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枕詞 「からころも」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から69首!

「からころも」の歌 「からころも」は着る、裁つ、はる、袖、裾、紐などにかかる枕詞。「唐衣」、「韓衣」と書く。 唐衣とは袖が広く裾の長い唐風の服をいう。衣をつくるために布を裁つことから、枕詞となっている。 「からころも」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 7 10 21 9 6 3...
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枕詞 「おほともの(大伴の)」の和歌集 万葉集から16首!

「おほともの」の歌 「おほともの」は「見つ」などの枕詞。「大伴の」と書く。 大阪の御津という地から、「見つ」にかかる。 「おほともの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 15 0 0 0 0 0 0 0 1 0.3 0 0 0 0 0 0 0 0.1 ※上は歌の数、下は割合(パー...
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日本の古典

枕詞 「おきつもの」の和歌集 万葉集から5首!

「おきつもの」の歌 「おきつもの」は「名張(なばり)、靡く(なびく)」などの枕詞。「沖つ藻の」と書く。 「沖つ藻」は沖に生えている藻で、波に隠れる様から隠れるを意味する「なばる」、「なびく」にかかる。 万葉集で用いられている。 「おきつもの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 5...
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枕詞 「うまさけ(味酒)」の和歌集 万葉集から6首!

「うまさけ」の歌 「うまさけ」は「三輪、三室、鈴鹿、神奈備」などの枕詞。「味酒」と書く。「うまさけの」「うまさけを」となることも。 神にささげる「神酒(みわ)」から、三輪、三輪の別名「三室」にかかる。 三輪山は奈良桜井にある山で、古事記、日本書紀における三輪山伝説の舞台。 「神奈備」は「いしはしる」が枕詞となることもあ...
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枕詞 「うつせみの」の和歌集 万葉集、古今、後撰、後拾遺、新古今から43首!

「うつせみの」の歌 「うつせみの」は「世、人、身、むなし、わびし」などの枕詞。「空蝉の」と書く。蝉の抜け殻のこと。 名詞としての「うつせみ」は「この世の人」、「この世」などの意味も持ち、古くは「うつそみ」とされた。 「うつせみの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 29 5 6 ...
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枕詞 「あまとぶや」の和歌集 万葉集、拾遺から8首!

「あまとぶや」の歌 「あまとぶや」は雁(かり)、鳥、軽(かる)、領巾(ひれ)の枕詞。「天飛ぶや」と書く。 空を飛ぶことから雁の枕詞となっている。 軽は軽いということではなく、奈良橿原にある地名で雁に音が似ているため枕詞がかかるとされている。 拾遺に一首ありますが、柿本人麻呂であることから万葉集の時代の枕詞と考えてよい。...
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枕詞 「あまざかる」の和歌集 百人一首、万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今などから24首!

「あまざかる」の歌 「あまざかる」は鄙(ひな)の枕詞です。「天離る」と書きます。鄙とは都を離れた土地、田舎のこと。 天から離れているということから鄙にかかる枕詞となっている。 万葉集で使用される。古今以降(中古以降)においては新古今の1首のみ。 「あまざかる」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞...
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枕詞 「いはばしる(いははしる)」の和歌集 万葉集、古今、千載、新古今から11首!

「いはばしる」の歌 「いはばしる」は近江、垂水(たるみ)、滝、にかかる枕詞。「石走る」、又は、「岩走る」と書く。 枕詞として用いないときは、「水がいわの上を激しく流れる」ことを意味し、千載と新古今ではそのように用いられている。 「いはばしる」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 8...
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枕詞 「あかねさす」和歌集 万葉集、金葉、詞花、新古今から15首!

あかねさすの歌 「あかねさす」は日、昼、照、紫、君の枕詞です。「茜さす」とも書きます。 あかね色に美しく輝くという意から用いられる。 「あかねさす」としては古今から後拾遺、千載では採用されていない。「あかね」としても拾遺2、新古今1の使用のみ。 あかねさすの歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 ...
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枕詞 「あきつしま」和歌集 万葉集、新古今から6首!

あきつしまの歌 「あきつしま」は大和の枕詞です。「秋津島」、「秋津洲」、「蜻蛉島」とも書きます。 あきつしまは日本の本州を指す古代の呼称。上代(万葉集)までは「あきづしま」。 万葉集でのみ採用されており、八代集では使われていない。新古今にあるが、これは場単に秋津洲としての使用。 あきつしまの歌集ごとの数と割合 万葉 古...
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枕詞 「あづさゆみ/梓弓」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、千載、新古今から52首!

「あづさゆみ」の歌 「あづさゆみ(あつさゆみ)」は引く、張る、射る、本、末、寄る、たつ、や、音などにかかる枕詞。「梓弓」と書く。 弓を射る時の音から音の枕詞となっていると考えられる。 「梓弓」そのものとして詠まれることもあり(万葉集前半など)、必ずしも枕詞としての用いられているわけではない。 「あづさゆみ」の歌集ごとの...
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枕詞 「いそのかみ」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、詞花、新古今から33首!

「いそのかみ」の歌 「いさなとり」は布留、古る、降るにかかる枕詞。「石上」と書く。 石上は奈良(大和)にある地名で、布留も奈良にある地名。古る、振るは同音であることから。 奈良に由来するが万葉集に限らない。 「いそのかみ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 10 5 3 5 1 ...
日本の古典

枕詞 「いさなとり」の和歌集 万葉集から12首!

「いさなとり」の歌 「いさなとり」は海、浜、灘にかかる枕詞。「鯨魚取り」、又は「勇魚取り」と書く。 鯨を取ることから。 万葉集で使用され、平安以降、八代集では確認できない。 「いさなとり」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0.3 0 0 0...
日本の古典

ほととぎす和歌集 万葉集に収録された153首を紹介!

ほととぎすの歌 万葉集 夏の訪れを知らせる「ほととぎす」。霍公鳥とも書く。 ここでは万葉集において詠われた「ほととぎす」、153首を紹介します。 勅撰八代集(260首)のほととぎす 万葉集 2巻-112 額田王いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎすけだしや鳴きし我が念へるごと 3巻-424 山前王(柿本人麻呂?)つのさはふ ...
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拾遺和歌集(大阪青山歴史文学博物館蔵) 拾遺和歌集のデータベース 拾遺和歌集とは 拾遺和歌集は古今、後撰に次ぐ三番目の勅撰和歌集であり、一条天皇の代(1005~1009年頃)に編纂された。 拾遺和歌集の構成 春 夏 秋 冬 賀 別 物名 雑上 雑下 神楽歌 数 78 59 77 48 38 53 78 77 67 45...