万葉集

スポンサーリンク
日本の古典

さくら和歌集 万葉集に収録された45首を紹介!

さくらの歌 万葉集 万葉集で歌われた桜の歌を紹介。 勅撰八代集(303首)のさくら さくらの歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 45 44 28 38 50 31 18 46 48 1 4.1 2.0 2.8 4.1 4.8 4.3 3.6 2.5 ※上は歌の数、下は割合(パーセン...
日本の古典

枕詞 「はるがすみ/春霞」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今和歌集などから72首!

「はるがすみ」の歌 「はるがすみ(はるかすみ)」は春日、立つ、おぼ、よそに、井の上などにかかる枕詞。 「春霞」と書く。音から「春日」、霞が立つから「立つ」。 霞でみえないから「よそに」などから枕詞となる。 「はるがすみ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 18 21 6 10 4...
日本の古典

枕詞 「あさつゆの」和歌集 万葉集、古今、後撰、詞花、新古今から14首!

あさつゆのの歌 「あさつゆの」は消、消え、命、わが身、おくの枕詞です。「朝露の」と書きます。 万葉集では、朝露はきえやすくはかないことから、消え、命、わがみなどにかかる。 古今以降(中古以降)においては朝露は草木におかれることから、おくにもかかる枕詞として用いられる。 「あさつゆの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後...
スポンサーリンク
日本の古典

枕詞 「あをによし」の和歌集 万葉集から27首!

「あをによし」の歌 「あをによし」は奈良、国内(くぬち)にかかる枕詞。「青丹よし」と書く。 国内とは国中くにじゅうという意味。 奈良から青丹が出たことに由来する。青丹は孔雀石のことで、顔料に用いられる。御所市の三盛鉱山が知られる。 万葉集で用いられ、平安京以降、八代集では確認できない。奈良に係る枕詞であるからであろう。...
日本の古典

枕詞 「あらたまの」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、後拾遺、金葉、新古今から52首!

「あらたまの」の歌 「あらたまの」は年、月、日、春などにかかる枕詞。「新玉の」、又は「荒玉の」と書く。 新玉、荒玉とは掘り出したばかりで磨いていない玉(宝石)で、はじまり、新年、春といった風情をただよわせ、言葉自体はめだいもの。 ただし、枕詞として使われるに際はめでたい歌とは限らない。 例えば、「あらたまの 年の終りに...
日本の古典

枕詞の紹介 万葉集、古今から新古今までの勅撰八代集での詠まれかた

枕詞の紹介 枕詞としての使用のほか、そのままの意味として詠われた歌も紹介しています。 あ行 あかねさすあきつしまあさつゆのあしびきのあづさゆみあまざかるあまとぶやあらたまのあをによし いさなとりいそのかみいはばしる うつせみのうまさけ おきつものおほともの か行 からころも くさまくらくれたけの さ行 さざなみのしきし...
国宝

国宝の万葉集や古今集 一度は実物を見たい和歌書物一覧 名称や所在住所と地図情報

種類別 所在地別 和書 | 和歌 | 物語、漢詩文、説話ほか | 史書、歴史物語 | その他の和書 | 種類別 | 建築物 | 宗教画 | 絵画 | 仏像 | 陶磁 | 金工 | 工芸 | 刀剣 | 仏教 | 和書 | 漢籍 | その他文書 | 考古資料 | その他資料 | ここでは、国宝指定の和歌の書物を紹介します。...
日本の古典

枕詞 「さざなみの/ささなみや」の和歌集 万葉集、拾遺、金葉、千載、新古今から39首!

「さざなみの/ささなみや」の歌 「さざなみの」、「さざなみや」は近江、大津、志賀、なみ、寄り、夜にかかる枕詞。「細波の」「楽浪の」と書く。 琵琶湖の南西部沿岸地方一帯は楽浪とよばれていたことから、関連して、近江などの枕詞となっている。 「さざなみの/ささなみや」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 ...
日本の古典

枕詞 「ゆふづくよ/夕月夜」の和歌集 万葉集、古今、後撰、金葉、千載、新古今から17首!

「ゆふづくよ」の歌 「ゆふづくよ(ゆふつくよ)」は暁闇(あかときやみ)、小倉、入る(いる)などにかかる枕詞。 「ゆふづきよ」とも詠まれる。 「夕月夜」と書かれる。夕方の月のこと。 「ゆふづくよ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 8 3 1 0 0 1 0 3 1 0.2 0.3...
日本の古典

枕詞 「わかくさの/若草の」の和歌集 万葉集、古今、拾遺、千載、新古今から18首!

「わかくさの」の歌 「わかくさの」は夫、妻、新(にひ)、若などにかかる枕詞。 「若草の」と書く。 若草の瑞々しさから、夫、妻などにかかる。 「わかくさの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 14 1 0 1 0 0 0 1 1 0.3 0.1 0 0.1 0 0 0 0.1 0....
日本の古典

枕詞 「やまがはの/山川の」の和歌集 万葉集、古今、拾遺、金葉、詞花、新古今などから33首!

「やまがはの」の歌 「やまがはの(やまかはの)」はあさ、音、たぎつ、はやしなどにかかる枕詞。 「山川の」、「山河の」と書かれる。 「たぎつ」「はやし」は山川の流れの激しさに由来する。 「やまがはの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 12 2 1 6 2 3 2 0 5 0.3 ...
日本の古典

枕詞 「やすみしし/八隅知し」の和歌集 万葉集から26首!

「やすみしし」の歌 「やすみしし」はわが大君にかかる枕詞。 国の隅々まで知らす(治める)という意。八隅は四方八方の八。 万葉集3番の原文には「八隅知之」とある。 「やすみしし」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 26 0 0 0 0 0 0 0 0 0.6 0 0 0 0 0 0...
日本の古典

枕詞 「ももづたふ/百伝ふ」の和歌集 万葉集から3首!

「ももづたふ」の歌 「ももづたふ」は八十(やそ)、五十(い)、渡る、磐余(いはれ)などにかかる枕詞。 数を数え、100に至るという意味から、八十などにかかる。 磐余は五十から。 「もののふの(武士の)」も八十、五十にかかる。 「ももづたふ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 3 ...
日本の古典

枕詞 「ももしきの/百敷の」の和歌集 万葉集、後撰、拾遺、新古今和歌集から26首!

「ももしきの」の歌 「ももしきの」は大宮にかかる枕詞。 「百敷の」、「百敷城の」と書く。皇居、宮中、代理を意味するが、これは枕詞としての使用から転じて発生した意味。 多くの石が敷かれているということから、大宮にかかる。 「ももしきの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 20 0 ...
日本の古典

枕詞 「もののふの/武士の」の和歌集 万葉集、新古今和歌集から23首!

「もののふの」の歌 「もののふの」は八十(やそ)、五十(い)、矢などにかかる枕詞。 「武士の」、「物部の」と書く。 「もののふ」とは朝廷に使える者をいい、文部百官ともいう。その数の多さから、八十などにかかる。 八十→八十氏川(やそうじかわ)→八十宇治川→宇治、と宇治にもかかる。 もののふの持つ矢から、矢田などにもかかる...
日本の古典

枕詞 「むらきもの/群肝の、村肝の」の和歌集 万葉集から4首!

「むらきもの」の歌 「むらきもの」は心にかかる枕詞。「群肝の」、「村肝の」と書く。「むらぎもの」とも。 群肝、つまり、多くの臓器(五臓六腑)に心が宿っていると考えられていたことから。 「むらきもの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0.1 0...