ここでは、青森県の名勝と特別史跡を紹介します。
庭園については公開されているかを事前にご確認ください。
青森県の名勝と特別史跡マップ
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青森県の特別名勝
十和田湖
- 十和田湖は青森県と秋田県にまたがる広大な湖であり、標高400メートルの山の上にあります。
- 約2000年前の火山活動によってできた二重式カルデラ湖で、日本の湖沼では3位の深さを誇り、周囲は約46キロメートルです。
- 四季それぞれに美しく、特に紅葉の美しさは日本一とも言われ、美しい景色を眺めながらのんびり散策を楽しむことができます。
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奥入瀬渓流
- 奥入瀬渓流は、十和田湖東岸の子ノ口から焼山までの約14kmにわたる奥入瀬川の渓流で、十和田八幡平国立公園に属している。
- この渓流は、十和田湖が決壊して形成されたU字型の渓谷で、自然遊歩道も整備されています。
- 上流域には銚子大滝や九段の滝などの連続する滝があり、「瀑布街道」とも呼ばれています。
- 中流域には阿修羅の流れや雲井の滝など景勝地があり、焼山エリアには奥入瀬渓流館があります。
- 紅葉シーズンには美しく、見頃は10月中旬から10月下旬ごろです。
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青森県の名勝
金平成園(澤成園)
- 金平成園は、青森県黒石市にある日本庭園で、津軽地方で盛んだった大石武学流の代表的な庭園のひとつです。
- 1892年に、加藤宇兵衛が凶作に苦しむ農民に仕事を与えるために作庭を依頼し、3代目高橋亭山が作庭に着手しました。
- 亭山は庭園の完成を待たずに死去したため、弟子の4代目小幡亭樹、5代目池田亭月らが後を継いで、1902年に完成しました。
- 別名「澤成園」とも呼ばれ、2006年に史跡名勝天然記念物に指定されました。
- 複雑な石組み汀線を持つ池や、築山に豪快な枯滝石組みを配置するなど、敷地の形状を活かした奥行きのあるものとなっています。
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瑞楽園
- 瑞楽園は、大石武学流による日本庭園で、国の名勝に指定されています。
- もとは津軽藩政時代に高杉組の大庄屋を代々つとめていた豪農、対馬家の書院庭園でした。
- 高橋亭山が15年にわたって造園し、その後、弟子の池田亭月と外崎亭陽が増改庭を行い、1936年に完成しました。
- 石橋や築山、巨石、燈籠など、大石武学流の特徴的な造園技法が用いられています。
- 庭園は弘前市が所有しており、観賞式枯山水庭とされ、面積は1,320平方メートルです。
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成田氏庭園
- 成田家庭園は、大石武学流の庭園の一つであり、昭和7年に作庭されました。
- 宗家5代の池田亭月が手がけた代表作であり、母屋の西側に位置する約70坪の小規模な庭園です。
- 主庭を中心に前庭や横庭を設け、岩木山を借景とし、枯山水庭園の要素も含まれています。
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對馬氏庭園
- 對馬氏庭園は、宮舘地区の旧家の屋敷を移築して主屋とし、大石武学流宗家の池田亭月によって作庭が開始されました。
- この庭園はりんご農家の住宅庭園であり、観賞軸線を斜めとする特徴を持ちます。
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須藤氏庭園(青松園)
- 須藤家庭園は、大石武学流の庭園の一つで、明治時代末期に小幡亭樹によって作庭されました。
- 庭園は座観と逍遥の鑑賞形式を持ち、亭樹の作庭技法をよく示しているため、重要な作品の一つです。
- 医師であり地域を代表する名士だった須藤家が施主となりました。
- 全体に小振りの石を用い、亭樹の作庭技法の一端を示しています。
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清藤家書院庭園
- 清藤氏書院庭園は、清藤家の書院庭としての歴史を持つ、枯山水庭園です。
- 庭には枯滝石組があり、江戸末期ごろの作庭とされ、大石武学流定型化の先駆をなす庭として評価されています。
- 清藤氏は鎌倉時代からこの地に住んでおり、江戸末期には野本洞園が作庭したと伝えられています。
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盛美園
- 盛美園は、大石武学流の庭園で、1902年に庭師の小幡亭樹を招いて、清藤盛美が9年の歳月をかけて完成したものです。
- 庭園の南西には和洋折衷の洋館、盛美館が建てられており、1階と2階で意匠が異なります。
- 池泉枯山水廻遊式庭園で、池を中心に「真」「行」「草」の三部からできています。
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種差海岸
- 種差海岸は、八戸市の最東端に位置する太平洋に面した海岸で、三陸復興国立公園内にあります。
- 12キロメートルに及ぶ海岸線は、岩礁海岸、砂浜海岸、海食海岸など様々な地形が続きます。
- 海沿いに整備された遊歩道があり、大須賀海岸には白浜海水浴場があります。
- 650種を超える植物が自生し、様々な花々や緑の天然芝生、松林、ウミネコなどが観賞できる自然美が広がっています。
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仏ヶ浦
- 仏ヶ浦は、青森県下北半島の海岸線に位置する奇岩群で、国の名勝および天然記念物に指定されています。
- 仏の名が付けられた岩が点在し、海底火山活動によって約2000万年前に形成されました。
- 奇岩の後ろに広がる深い緑の木々、白緑色の奇岩のコントラストが美しく、自然の力を感じられる大迫力の絶景スポットです。
- 観光シーズンは4~10月で、定期船で上陸し、岩場を散策することもできます。
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青森県の特別史跡
三内丸山遺跡
- 三内丸山遺跡は、縄文時代の大規模な集落跡であり、国の特別史跡に指定されています。
- 住居群、倉庫群、3層の掘立柱建物があり、展示施設「縄文時遊館」も併設されています。
- 青森県教育庁三内丸山遺跡センターが継続的に発掘調査を行っています。
- 遺跡は江戸時代から知られており、1992年からの事前調査で大規模な集落跡と確認されたため、遺跡の保存が決定されました。
- 現在はボランティアガイドによるツアーや体験教室も開催されています。
- 世界文化遺産に登録された北海道・北東北の縄文遺跡群の一つでもあります。
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