北海道の名城5選! 松前城や五稜郭からアイヌの歴史ある城跡まで北海道の歴史の一端を紹介

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ここでは、北海道の名城を紹介します。

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北海道の名城マップ

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国宝 名跡 名城 施設 観光地

北海道の名城

根室半島チャシ跡群

最難関の城
根室市
アイヌの歴史
  • 24か所のチャシ跡(チャシコツ)が、根室半島チャシ跡群として国の史跡に指定されており、砦と考えられてる。
  • これらは16世紀から18世紀にかけて造営されたもので、堀は方形に掘られています。
  • 現在でも、各チャシの堀は保存状態がよく遺構が確認できますが、チャシ内にどのような建造物が建てられていたかは現在のところ不明です。
  • チャシは砦だけでなく、見張場や聖地、談判の場としても活用されていたとされています。
  • 現在はノツカマフ1号・2号チャシ跡とヲンネモトチャシ跡の2ヶ所が見学可能です。

五稜郭

幕末から明治へ
函館市
幕末の歴史
  • 五稜郭とは、江戸時代末期に幕府が北海道函館市郊外に築造した稜堡式の城郭です。
  • 湿地でネコヤナギが多く生えていた土地であったことから、柳野城の別名を持っています。
  • 稜堡と呼ばれる5つの突角を配し、星形五角形を呈する外観から名付けられました。
  • 花見時期には約1,530本のサクラが咲き、函館公園とともに桜の名所として人気があります。
  • 堀の外周には遊歩道があり、ジョギングやウォーキングを楽しむこともできます。
  • 冬には、凍った堀に雪が積もり、美しい景色を楽しむことができます。

    松前城

    日本最後の城
    松前町
    松前藩
    • 松前城は、江戸時代に松前藩が命じて築かれた日本式の城郭です。
    • 明治維新後に大半の建物が取り壊され、天守は国宝指定を受けていましたが、1949年に焼失しました。
    • 現在は、本丸御門や寺町御門、本丸表御殿玄関などの建物が残り、城跡全体が国の史跡に指定されています。
    • 周辺の松前藩屋敷を含む松前公園には、250種類の桜が植えられており、花見の名所として知られています。
    • 松前城は日本最後の日本式城郭であり、北海道内で唯一残る日本式城郭でもあります。

      志苔館

      道南十二館
      函館市
      中世
      • 志苔館は、北海道函館市にある中世の城館跡で、道南十二館の一つです。
      • 北に旧志苔川、東に溪沢が連なり、南には海に面した丘陵上に位置しています。
      • 自然地形を活かした土塁と薬研または箱薬研状の空堀が四方に巡らされ、全体でほぼ長方形の形状をしています。
      • 東西約70-80メートル、南北約50-65メートルの広さを持ち、掘立柱建物跡や井戸が確認されています。
      • 北側と西側には幅約5-10メートルの空堀が設けられ、最も深い所で約3.5メートルの深さを持っています。
      • 発掘調査により、15世紀前半ごろの陶磁器が出土しており、『新羅之記録』に記された長禄元年のコシャマインの戦いにおける志苔館陥落の時期(1457年)と一致しています。

      上ノ国 勝山館

      和人とアイヌ
      上ノ国町
      中世
      • 勝山館は、館神八幡宮の創建が1473年とされ、蠣崎氏の本拠地であったが、16世紀には松前の徳山館に本拠を移し、使用された。
      • 調査が進められ、7万点以上の遺物が出土し、主要な遺物の921点が国の重要文化財に指定された。
      • アイヌの骨角器が500点以上出土し、当時のアイヌ人と本州人が混住していた可能性がある。
      • 日本海北方交易や中世の生活を知る貴重な遺跡として注目されている。