愛知県の名城7選! 長篠城や小牧山城などの戦国の舞台となった城を紹介

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ここでは、愛知県の名城を紹介します。

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愛知県の名城マップ

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国宝 名跡 名城 施設 観光地

愛知県の名城

犬山城

国宝
犬山市

美しき山上の国宝天守。

  • 犬山城は、尾張国と美濃国の境に位置する城で、天守は江戸時代までに建造された「現存12天守」の一つです。
  • 小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いにおいて重要な拠点として機能した。
  • 江戸時代には尾張藩の付家老が城主として居城としていた。
  • 1469年(文明元年): 岩倉織田氏の織田広近が砦を築城。
  • 1537年(天文6年): 織田信康が乾山の砦を造営し移る。
  • 1544年(天文13年): 織田信康が加納口の戦いで戦死し、織田信清が城主となる。
  • 1582年(天正10年): 中川定成が城主となる。
  • 1584年(天正12年): 池田恒興が奇襲をかけて城を奪取。
  • 1587年(天正15年): 織田信雄に返還。
  • 1590年(天正18年): 三好吉房が城代を務める
  • 1596年(文禄4年): 石川貞清が城主となり改築を行う。
  • 1600年(慶長5年): 西軍の拠点となるが、岐阜城落城に伴って東軍に移る。
  • 1601年(慶長6年): 小笠原吉次が城主となる。
  • 1607年(慶長12年): 平岩親吉が城主となる。
  • 1617年(元和3年): 成瀬正成が城主となり、天守に増築が行われる。
  • 1620年(元和6年): 天守の大改修。

名古屋城

名古屋市

巨大天守をもつ、尾張徳川家の居城。

  • 名古屋城は徳川家康の命によって慶長17年に築城された日本三名城のひとつです。
  • 名古屋城の本丸御殿には、障壁画や襖絵、天井板絵、彫刻欄間などの芸術的な意匠が施されている。
  • 城下町を再現したフロアもあり、実物大の金のシャチホコなどもあります。
  • 名古屋城は、戦災で焼失したが、1959年に再建されました。
  • 16世紀前半: 今川氏親が「柳ノ丸」とされる城を築く(名古屋城の起源)。
  • 1538年(天文7年): 織田信秀が今川氏豊から城を奪取し、那古野城と改名。
  • 1609年(慶長14年): 徳川家康が尾張藩の居城として名古屋に城を築くことを決定。
  • 1610年(慶長15年): 名古屋城の築城が開始される。
  • 1612年(慶長17年): 名古屋城下の地割・町割が実施され、徳川義直が名古屋城に移住。
  • 1615年(元和元年): 名古屋城の天守が完成。
  • 1617年(元和3年): 二の丸御殿が完成。
  • 1620年(元和6年): 義直が二の丸御殿へ移り、本丸御殿は将軍の御成御殿とされる。
  • 1870年(明治3年): 徳川慶勝が新政府に対して名古屋城の破却と金鯱の献上を申し出る。
  • 1872年(明治5年): 東京鎮台第三分営が城内に置かれる。
  • 1893年(明治26年): 本丸が陸軍省から宮内省に移管され、名古屋離宮と称される。
  • 1910年(明治43年): 旧江戸城の青銅鯱が小天守閣と隅櫓に移設される。
  • 1945年(昭和20年)5月14日: 名古屋大空襲で本丸御殿、大天守、小天守、東北隅櫓、正門、金鯱などが焼失する。

戦前焼失前の名古屋城

白黒写真のAIカラー化処理です。

岡崎城

岡崎市

家康誕生の地。

  • 岡崎城は、徳川家康の生誕地であり、三河武士の館「家康館」もある城跡公園です。
  • 家康公や本多忠勝などの銅像、岡崎城下町の復元地区、桜並木などがあり、お花見スポットにもなっています。
  • 城に向かう途中には竹千代と徳川家康の「出世ベンチ」があます。
  • 1429年~1441年(永享年間): 西郷稠頼が明大寺付近に居館「平岩城」を構える。
  • 1452年~1455年(享徳元年~康正元年): 西郷稠頼が龍頭山に砦を築く。
  • 1524年(大永4年): 大久保忠茂らによって山中城が落城し、西郷信貞が岡崎城を明け渡す。
  • 1530年~1531年(享禄3年~4年): 松平清康が岡崎城を築く。
  • 1617年(元和3年): 岡崎城の本丸に天守が建設される。
  • 1873年(明治6年): 廃城となる。
  • 1959年(昭和34年)3月: 岡崎城の天守が復興される。

長篠城

新城市
城跡

鳥居強右衛門、忠義の城。

  • 長篠城は、長篠の戦いに先立つ攻防戦で知られる二つの川と断崖絶壁によって守られた天然の要塞。
  • 断崖絶壁上の城であるが、北側から見ると平地に見えるため、「平城」に分類されることもあります。
  • 現在は建物は残っていないが、内堀と土塁が城の東側を守っており、川が堀として利用されています。
  • 1508年(永正5年): 菅沼元成が築城。
  • 1571年(元亀2年): 武田信玄による三河侵攻の一環として、天野景貫によって長篠城が攻められるが、陥落を免れる。
  • 1573年(元亀4年): 徳川家康によって長篠城が攻められ、城主の菅沼正貞が開城退去。
  • 1575年(天正3年)5月: 武田勝頼率いる武田軍が長篠城を攻囲し、長篠の戦いが始まる。
  • 1576年(天正4年): 長篠城が攻防戦により大きく損壊し、長篠城は廃城となる。
  • 1698年(元禄2年): 一色直興が長篠城跡の陣屋に移り、知行地を領する。

小牧山城

小牧市
城跡

小牧・長久手の舞台。

  • 小牧山城は、織田信長が美濃攻めの拠点として築城し、後に徳川家康の陣城となりました。
  • 清州城に代わる新たな拠点として築かれた城郭で、小牧山頂上に本丸、周囲を三重の石垣で守りを固めています。
  • 小牧・長久手の戦いの際には、山の周囲全体を土塁と堀で囲み、要所には防衛用の虎口を設けました。

古宮城

新城市
城跡

信玄、三河攻略の拠点。

  • 古宮城は、武田信玄が三河侵攻の拠点として、家臣の馬場信春に築かせました。
  • 1573年、徳川・奥平氏に攻められ落城、現在は土塁や竪堀などが残っています。
  • 1571年(元亀2年): 武田信玄によって築城。
  • 1575年(天正3年5月): 長篠の戦いにおいて武田氏の勢力が後退し、古宮城も廃城したと考えられる。
  • 1573年(天正元年8月): 奥平貞能が亀山城を放棄し、古宮城を追捕する武田軍との戦闘が起こる。

吉田城

豊橋市
城跡

池田輝政の城。

  • 吉田城は、戦国時代の16世紀初頭に築城され、江戸時代には吉田藩の政庁としての役割を果たしていました。
  • 戦国時代には多くの戦いが繰り広げられたため、城主が次々と入れ替わりました。
  • 永正2年(1505年): 牧野古白が築城。
  • 享禄2年(1529年): 松平清康が吉田城を攻略。
  • 天文4年(1535年): 松平清康が死亡し、牧野成敏が城主となる。
  • 天文6年(1537年): 戸田宣成が吉田城の城主となる。
  • 天文15年(1546年): 今川氏が吉田城を攻め、管理下に置く。
  • 永禄3年(1560年): 今川義元が桶狭間の戦いで討たれ、支配力が低下する。
  • 永禄8年(1565年): 松平家康が吉田城を攻略し、戸田宣成から奪取。
  • 天正18年(1590年): 豊臣秀吉により池田輝政が城主となる。
  • 慶長6年(1601年): 輝政が移封される。
  • 幕藩体制下: 吉田城が三河吉田藩の藩庁となる。譜代大名が城主となる。
  • 明治6年(1873年):火災により焼失

明治元年、火災前の大手門(AI着色処理済)