富山県の名城3選! 富山城、増山城、高岡城 戦国と歴史の舞台となった城を紹介

スポンサーリンク
東北 | 北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 |
関東 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 埼玉 | 千葉 | 東京23区 | 東京23区外 | 神奈川 |
中部・北陸 | 山梨 | 静岡 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井 | 岐阜 | 愛知 |
近畿 | 三重 | 滋賀 | 京都 | 奈良 | 大阪 | 兵庫 | 和歌山 |
中国 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 |
四国 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
九州 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
全国 | 東北 | 関東 | 中部・北陸 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | その他 |

ここでは、富山県の名城を紹介します。

スポンサーリンク

富山県の名城マップ

地図上のピンをタップ→表示される写真をタップの順で様々な写真をご覧いただけます。
↓こちらをタップでピンの一覧表示と衛星写真切替えができます。

国宝 名跡 名城 施設 観光地

富山県の名城

高岡城

高岡城
城跡

高岡城は、前田利長によって築城され、現在は高岡古城公園として整備されています。

桜の名所としても知られ、日本さくら名所100選にも選ばれています。

城の郭は本丸、二の丸、三の丸、明丸、鍛冶丸の5つからなり、さらに小竹藪や梅林も含まれると考えられています。

  • 1605年(慶長10年)6月28日: 初代加賀藩主・前田利長が富山城に隠居。
  • 1609年(慶長14年): 火災により富山城の建築物の大半が焼失し、高岡築城の許可を得る。
  • 1609年(慶長14年)9月13日: 未完成の高岡城に入城。
  • 1614年(慶長19年)5月20日: 利長の死去に伴って、廃城が、その後も高岡町奉行所の管理下で、加賀藩の施設が置かれた。
  • 1821年(文政4年): 高岡大火により城内の米蔵などが全焼するも、再建され、明治時代まで存在。

富山城

富山市

 

富山城は、加賀前田家の分家である越中前田家の居城でした。

神通川の流れを利用した防御のため、「浮城」とも呼ばれており、難攻不落とされました。

本丸と西の丸の一部が残り、富山城址公園として整備されています。

  • 1543年(天文12年)頃:神保長職が越中東部の安住郷に富山城の建設を命じる。
  • 1560年(永禄3年):上杉謙信の越中出兵により、神保長職は富山城を放棄。
  • 1562年(永禄5年):神保長職が上杉氏に降伏し、射水・婦負二郡の支配権を認められる。
  • 1569年(永禄12年):椎名康胤・越中一向一揆連合軍が富山城を奪取。
  • 1578年(天正6年):佐々成政が織田信長の支援を受けて富山城に入城。
  • 1582年(天正10年)3月:神保長住が失脚し、佐々成政が富山城主となる。
  • 1585年(天正13年)8月:佐々成政が豊臣秀吉に降伏し、富山城は破却される。
  • 1609年(慶長14年):前田利長が富山城を再建。
  • 1639年(寛永16年):富山藩が成立し、富山城が利次の仮城となる。
  • 1661年(万治4年):富山城が本格的に修復され、富山前田氏の居城となる。
  • 1858年(安政5年)4月9日:富山城が飛越地震により被災。

増山城

砺波市
城跡

増山城は、和田城とも呼ばれ、和田川の右岸の山上に築かれました。

戦国時代には神保氏の拠点として知られ、上杉謙信による攻略を苦戦しながらも守りました。

1576年に謙信に攻略され、増山城は廃城となりました。

  • 貞治元年(1362年): 二宮円阿が和田城(増山城の前身)を守備の記録。
  • 永禄3年(1560年): 長尾景虎が越中に侵攻し、富山城主神保長職が増山城に退却。
  • 永禄5年(1562年): 上杉謙信が増山城を攻め、神保長職が降伏する。
  • 永禄11年(1568年): 増山城の神保長職が上杉氏と結び、一向一揆と戦う。
  • 元亀3年(1572年): 一向一揆勢力が増山城を占拠する。
  • 天正4年(1576年): 上杉謙信が増山城を攻略し、吉江宗信が城主となる。
  • 天正9年(1581年): 織田勢による増山城の焼き討ち。
  • 天正11年(1583年): 佐々成政が越中を平定する。
  • 天正13年(1585年): 佐々成政が増山城を再建するも、豊臣秀吉が越中に侵攻し成政が降伏、前田氏の支配下に。
  • 元和元年(1615年): 増山城が廃城となる。