詞花和歌集

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日本の古典

さくら和歌集 百人一首、古今、拾遺、金葉、詞花、新古今など勅撰八代集から303首!

さくらの歌 権中納言ごんちゅうなごん匡房まさふさ 高砂たかさごの 尾おの上えの桜さくら 咲さきにけり 外山とやまの霞かすみ 立たたずもあらなむん 桜を詠った和歌の数々です。古今以降において「花」といえば桜を指すとされていますが、ここでは、「桜」という語を使って詠っている歌を紹介します。 春歌を中心に、雑歌、離別などにお...
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枕詞 「はるがすみ/春霞」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今和歌集などから72首!

「はるがすみ」の歌 「はるがすみ(はるかすみ)」は春日、立つ、おぼ、よそに、井の上などにかかる枕詞。 「春霞」と書く。音から「春日」、霞が立つから「立つ」。 霞でみえないから「よそに」などから枕詞となる。 「はるがすみ」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 18 21 6 10 4...
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枕詞 「あさつゆの」和歌集 万葉集、古今、後撰、詞花、新古今から14首!

あさつゆのの歌 「あさつゆの」は消、消え、命、わが身、おくの枕詞です。「朝露の」と書きます。 万葉集では、朝露はきえやすくはかないことから、消え、命、わがみなどにかかる。 古今以降(中古以降)においては朝露は草木におかれることから、おくにもかかる枕詞として用いられる。 「あさつゆの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後...
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藤原実方朝臣 百人一首の意味と解説「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを」

小倉百人一首、51番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 51番 「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを」 燃える恋の思い。 ...
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伊勢大輔 百人一首の意味と解説「古への 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂ひぬるかな」

小倉百人一首、61番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 61番 「古への 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂ひぬるかな」 作者 伊勢大輔 「いせのたい...
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大中臣能宣朝臣 百人一首の意味と解説「御垣守 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ ものをこそ思へ」

小倉百人一首、49番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 49番 「御垣守 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ ものをこそ思へ」 かがり火の恋心。 作者...
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源重之 百人一首の意味と解説「風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ 砕けてものを 思ふ頃かな」

小倉百人一首、48番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 48番 「風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ 砕けてものを 思ふ頃かな」 私は波、貴女は岩のよう。...
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勅撰和歌集 八代集の一活検索データベース 作者や単語の検索と並び替え

詞花和歌集(国立国会図書館臓) 八代集のデータベース 八代集とは 古今和歌集から始まり、新古今までの8つの勅撰和歌集をいう。 歌集名 成立 下命 撰者 特徴 古今和歌集 905年? 醍醐天皇 紀友則、紀貫之など 優美、理知的。雅。最も評価が高い。 後撰和歌集 958年? 村上天皇 清原元輔、大中臣能宣など 贈答歌が多い...
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枕詞の紹介 万葉集、古今から新古今までの勅撰八代集での詠まれかた

枕詞の紹介 枕詞としての使用のほか、そのままの意味として詠われた歌も紹介しています。 あ行 あかねさすあきつしまあさつゆのあしびきのあづさゆみあまざかるあまとぶやあらたまのあをによし いさなとりいそのかみいはばしる うつせみのうまさけ おきつものおほともの か行 からころも くさまくらくれたけの さ行 さざなみのしきし...
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法性寺入道前関白太政大臣(藤原忠通) 百人一首の意味と解説「わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白浪」

小倉百人一首、76番札についての説明ページです。読み札(絵札)は「フリガナ付き」、取り札は「ひらがな書き」の共に縦書き。縦横比率も実物そっくりの札で百人一首を紹介します。品詞分解も大きな字と縦書きで読みやすく。 百人一首 76番 「わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の」 作者 法性寺入道前関白太政大臣について 「ほっしょ...
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枕詞 「やまがはの/山川の」の和歌集 万葉集、古今、拾遺、金葉、詞花、新古今などから33首!

「やまがはの」の歌 「やまがはの(やまかはの)」はあさ、音、たぎつ、はやしなどにかかる枕詞。 「山川の」、「山河の」と書かれる。 「たぎつ」「はやし」は山川の流れの激しさに由来する。 「やまがはの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 12 2 1 6 2 3 2 0 5 0.3 ...
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枕詞 「ふゆごもり/冬籠り」の和歌集 万葉集、金葉、千載、新古今和歌集から14首!

「ふゆごもり」の歌 「ふゆごもり(ふゆこもり)」は春、張るにかかる枕詞。 「冬籠り」と書く。冬ごもりのあと、春が来る。 八代集では歌枕としては使用されていない。歌枕としては万葉のみ。 「ふゆごもり」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 9 2 0 0 0 1 0 1 1 0.2 0...
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枕詞 「ひさかたの/久方の」の和歌集 万葉集、古今、後撰、拾遺、新古今和歌集などから88首!

「ひさかたの」の歌 「ひさかたの」は天(あめ、あま)、雨、月、雲、空、光などにかかる枕詞。 「久方の」と書く。天に関係のある語にかかる。日射す方、など諸説ある。 和歌を詠んで、「久方の」から感じる各々の感覚が答えです。 「ひさかたの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古 50 10...
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枕詞 「つゆしもの/露霜の」の和歌集 万葉集、詞花和歌集、新古今和歌集から15首!

「つゆしもの」の歌 「つゆしもの(つゆじもの)」は消(け)、置く、秋にかかる枕詞。 中世以降はつゆじもとも。 「露霜の」と書く。霜よりも露の意が強く、単に露としての意味も持つ。 そのため、消えやすさから、消、葉に置かれる様から置くなどのかかる。 「つゆしもの」の歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞...
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枕詞 「たまくしげ/玉櫛笥」の和歌集 万葉集と古今、後撰、拾遺、金葉、新古今などから33首!

「たまくしげ」の歌 「たまくしげ」はふた、身、みもろ、あく、覆ふ、奥に思ふなどにかかる枕詞。 玉櫛笥と書く。櫛を入れる箱のこと。玉は美しさを表現している。「玉(宝石)のように美しい」といった意味。 くしげに関係のある言葉にかかる。 箱の「ふた」から、2の「ふた」となるなど、枕詞として連想される範囲は広い。 「たまくしげ...
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枕詞 「あかねさす」和歌集 万葉集、金葉、詞花、新古今から15首!

あかねさすの歌 「あかねさす」は日、昼、照、紫、君の枕詞です。「茜さす」とも書きます。 あかね色に美しく輝くという意から用いられる。 「あかねさす」としては古今から後拾遺、千載では採用されていない。「あかね」としても拾遺2、新古今1の使用のみ。 あかねさすの歌集ごとの数と割合 万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 ...