PHONETIC関数でフリガナを取得 表示されないときの対処やVBAについても解説

PHONETIC関数について

PHONETICの概要

PHONETICはどのような時に使用するか

• フリガナを表示したい
• 名前のフリガナを取り出したい
• 地名のフリガナを取り出したい

PHONETICの使い方

PHONETICのフリガナを変更したい

• 元のセルを正しいフリガナ通りに入力をし直すか、[ホーム]→[フォント欄]→[フリガナの編集](右下)を選択するかのいずれかの方法

PHONETICでひらがな表記をするには

• PHONETICセル(下記ではC1)を選択した状態で、[ホーム]→[フォント欄]→[フリガナの設定]→[種類]の[ふりがな]を選択します。
• 半角カタカナ表記をしたいときは、上記[種類]で[半角カタカナ]を選択します

PHONETICが表示されない、漢字のままの理由

• コピーペーストをしたデータなどは、フリガナデータが含まれておらず表示されません。エクセルのフリガナは入力時のデータに基づいて表示されるためで、エクセルが自動的に表示しているわけではないからです。
• 面倒ではありますが、変更と同じ方法で正しく入力をし直す必要があります。
• VBAマクロによって強引に一括して表示させてしまう方法もありますが、正しいフリガナになるとは限りません。(特に氏名)

フリガナ一括付与VBAの作り方

1. [開発][VisualBasic][挿入][標準モジュール]で開かれるウィンドウに以下を記入します

   Sub setFurigana()
   Selection.SetPhonetic
   End Sub

2. ×をクリックしてウィンドウを閉じます。保存などは不要です。
3. フリガナを付けたいセル(元の漢字のセルであって、フリガナを表示させたいセルではありません)を選択します
4. [開発]→[マクロ]→[setFurigana]を選択します
5. フリガナを付けたいセルにフリガナ情報が追加されます。フリガナが表示されていないときは[ホーム]→[フォント欄]→[フリガナの表示]で表示されます。
6. PHONETICの結果にフリガナが表示されるようになります。

VBAを使ったエクセルファイルを保存する際は、拡張子が.xlsmのExcel マクロ有功ブックで保存してください。

PHONETICと郵便番号、住所

• IMEの入力機能によって郵便番号から住所を表示した場合にPHONETICを適用すると元の郵便番号が半角で表示されます。
• 住所を手入力した場合は、住所のフリガナが正しく表示されます。

PHONETICの結果を半角にしたい

• 半角化する関数であるASCを用います

PHONETICに関する参考解説

ASC関数で全角を半角に変換！ TRIM関数で余分な空白を削除する JIS関数で半角を全角に変換する！ LEN関数で文字数をカウントする 文字列を大文字にする ROW関数で行番号を取得 COLUMN関数で列番号を取得する Excelでスペースを削除する関数について解説 Excelで郵便番号にハイフンを入れる方法について解説

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